最近は、オシャレで開放的なオープンキッチンが流行っています。
オープンキッチンにはデメリットもあり、キッチンが丸見えになってしまうので、目隠しに困っていたり、壁がないので、油はねや、臭いの広がりに後悔している人も結構います。
オープンキッチンのメリット・デメリットや、後悔の声に関しては、こちらのページで詳しく
このページでは、オープンキッチンの後悔を克服するために、目隠しアイデア、油はね対策、臭い対策を紹介します。
オープンキッチンにして後悔している人、オープンキッチンにして後悔しないか心配な人に読んでもらいたい記事です。
オープンキッチンの目隠しアイデア
まずは、オープンキッチンの目隠しアイデアを紹介します。
ロールカーテン、ブラインド
キッチンカウンターから上の部分を隠したい場合は、ロールカーテンやブラインドが有効です。
ロールカーテンやブラインドなら、簡単に開け閉めできるので、普段は開けておいて、来客がある時だけ隠すということが簡単にできます。
油汚れなどが気になる方は、洗濯できるタイプのロールカーテンをおすすめします。
キッチンは火を扱うので、設置する場所によっては、耐火タイプのものにするなど、注意しましょう。
パーテーション、ついたて
一番簡単に目隠しをすることができるのは、床に置くタイプのパーテーションやついたてです。
少々場所を取るのが難点ですが、置くだけなので簡単です。
小さなお子さんがいる家では、パーテーションやついたては倒れると危険なので、十分に注意しましょう。
腰壁
キッチンの中全体を隠したいのではなく、キッチンカウンターだけを隠したい場合は、腰壁を追加しましょう。
腰壁とは、カウンターの端の10cm程度の壁このとをいいます。
厳密にはオープンキッチンではなくなってしまいますが、腰壁くらいなら、開放感を損なうことなく、手元を隠すことができます。
上の写真で紹介した腰壁は、少し高さが高いですが、腰壁の内側に小物を収納することができるようになっています。隠したい部分にあわせて高さは調節すると良いですね。
腰壁を作るには工事が必要になるので、費用がかかるのがネックです。
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カウンターに収納ボックスを並べる
腰壁は工事が必要になるのでハードルが高い。という方には、キッチンカウンターに収納ボックスを並べると、腰壁代わりにすることができます。
収納ボックスを並べるスペースのあるカウンター限定になりますが、簡単に腰壁代わりにすることができます。
間仕切り戸
オープンキッチンにしたこと自体を後悔していて、完全に隠してしまいたいなら、間仕切り戸を設置してしまいましょう。
もはやオープンキッチンではなくなってしまいますが、キッチンとダイニング、リビングを完全に区切ることができます。
他のサイトを見てみると、ショーケースを置くとか、おしゃれな小物を並べて目隠しにするとか、色々と書いてありますが、現実的な対策は今回紹介した5つくらいではないでしょうか。
腰壁や間仕切り戸は工事が必要なので、手間もかかりますし、取り外すことができません。
まずはそれ以外の方法を試してみてから、やっぱり常時目隠しが欲しいかな。と思ったら、腰壁や間仕切り戸を検討してみると良いでしょう。
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オープンキッチンの油はね対策
次に、オープンキッチンの油はね対策をいくつか紹介します。
オープンキッチンは、水や油がはねやすく周りの床が汚れやすいという特徴があります。
油はねガード
オープンキッチンの油はね対策として最も簡単なのは、油はねガードを使うことです。
百円均一はホームセンターにいけば、銀色の油はねガードが売っています。
油はねをしやすい料理をする時は、コンロの周りの油はねガードを立てておくだけで、油はねをかなり抑えることができます。
油はねガードは、コンロ全体を覆うものよりも、1つのコンロを覆う小さいサイズの方が、コンロ上油はねも防ぐことができるので、おすすめです。
この油はねガードは、水拭きだけで簡単に油汚れが落とせるので、一つ持っていると便利です。
わざわざオープンキッチンにした方は、開放的なキッチンを望んで選んだという人が多いはずです。
油はねを抑えたいといっても、開放感を損なってしまうようなものでは、せっかくオープンキッチンを選んだメリットが薄れてしまいますよね。
そんな方には、ガラス製の油はねガードがおすすめです。
ガラス製の油はねガードなら、透明で向こうを見通すことができるので、開放感を損ないません。
IHクッキングヒーターにする
ガスコンロより、IHクッキングヒーターの方が油はねが少ないという特徴があります。
ガスコンロは、直火を使うので、周辺の空気まで温められるため、上昇気流が発生し、細かい油が巻き上げられて遠くまで飛び散ります。
一方、IHクッキングヒーターは、調理器具を直接熱するので、ガスコンロに比べて油の飛び散りを抑えることができます。
もし、これから新築や、キッチンのリフォームを考えているのであれば、IHクッキングヒーターを選んだほうが、油はねは抑えることができます。
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オープンキッチンの臭い対策
オープンキッチンは、煙、空気の流れを遮るものがないので、臭いがダイニング、リビングに直接広がってしまいます。
最後に、オープンキッチンの臭い対策を紹介します。
ロールカーテン、ブラインドを設置する
ロールカーテンやブラインドを使えば、臭いの広がりやすい料理をする時だけ閉めて、臭いの広がりを抑えることができます。
煙の出やすい、臭いの広がりやすい料理をする時は、ロールカーテン、ブラインドを閉めて換気扇を回すと、空気の流れがダイニング、リビング→キッチン→換気扇という流れになり、ダイニングやリビングに臭いが広がりにくくなります。
一時的にクローズドキッチンのようになってしまいますが、臭いの広がりを抑えるためには、ダイニング・キッチンとつながっている全方向のロールカーテン・ブラインドをかけて、しばらくの間換気扇を回すことが有効です。
密閉できるゴミ箱を使う
生ゴミの臭いが広がらないようにするためには、しっかりと密閉することができるゴミ箱を使うことが大切です。
特に夏場は生ゴミの臭いが強くなりやすいですし、コバエの原因にもなります。
フタの周りにパッキンがついていて、しっかり密閉することができるゴミ箱を用意しましょう。
シンクの水切りの生ゴミも、毎日捨てることが大切です。
「密閉」と書いてあるゴミ箱でも、意外と臭いが漏れてしまうゴミ箱は多いものです。
私のおすすめは、このゴミ箱です。
少し小さいですが、臭いはバッチリ遮断してくれます。
大きな換気扇を設置する
これからキッチンの仕様を決定する人は、普通のキッチンよりも大きな、換気能力の高い換気扇を設置することをおすすめします。
私が営業マン時代、オープンキッチンにしようとしている人には、普通の換気扇よりもワンサイズ大きい、性能の高い換気扇をすすめるようにしていました。
価格は少し高くなりますが、オープンキッチンで臭いを少しでも早く外に出すには、これが一番有効です。
オープンキッチンの目隠しブログ
オープンキッチンの目隠しを設置した人のブログを、いくつか紹介します。
https://plaza.rakuten.co.jp/koutan2005/diary/200611260000/
https://interior-w.info/?p=25903
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