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FRP浴槽 後悔しないために。メリット、デメリット、汚れ、水垢が付きやすい?補修が必要?

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浴槽の素材で最も一般的なFRP。

人工大理石など、他の素材に変えると追加料金がかかることが多いので、一番先に検討されるのがFRP素材ではないでしょうか。

このページでは、FRP浴槽のメリット、デメリットや、汚れや補修に関して。また、FRP浴槽にして後悔している人の声、満足している人の声を紹介します。

浴槽の素材をFRPにしようかどうか迷っている人の読んでもらいたい記事です。

FRPとは

FRPとは、ガラス繊維強化プラスチックの頭文字で、ガラス繊維を混ぜて強度を向上させたプラスチックのことです。

FRP浴槽のメリット

まずは、FRP浴槽のメリットを紹介します。

FRP浴槽のメリット1:価格が安い

FRP浴槽は、市販されているユニットバスの中で最も価格が安い素材です。

人工大理石と比べて、おおよそ10万円ほど安い価格に設定されている事が多いです。

FRP浴槽のメリット2:軽い

FRP素材は軽いので、二階以上にバスルームを設置することもできます。

ホーローなどの重い素材だと、木造住宅の2階以上には設置できなかったりします。

FRP浴槽のメリット3:防水性が高い

FRP素材は防水性が高いので、浴槽に適した素材です。

FRP浴槽のメリット4:必要十分な耐久性

FRP素材は、浴槽の素材として20年程度は綺麗に使うことができる耐久性を持っています。

20年をすぎるとひび割れが発生することがありますが、補修はそれほど大変ではなく、費用も高くありません。

FRP浴槽のメリット5:加工しやすい

FRP素材は、穴を開けたりといった加工をしやすいので、ほぼ全てのメーカーで、自動給湯機能や、ジェットバスなど、浴槽に穴をあける必要がある機能を追加することができます。

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FRP浴槽のデメリット

次に、FRP浴槽のデメリットを紹介します。

FRP浴槽のデメリット1:汚れが付きやすい

FRP浴槽は、人工大理石浴槽に比べると、汚れが付きやすいというデメリットがあります。

最近は、FRP浴槽でも汚れの付きにくいものが出てきていますから、そういったものであれば、汚れの付き方は人工大理石と遜色ないものもあります。

FRP浴槽のデメリット2:質感が高くない

FRP浴槽の質感は、良くも悪くも普通のプラスチックです。

見た目に高級感が欲しいという方には向いていません。

FRPはベーシックな浴槽の素材

FRP浴槽のメリット、デメリットを紹介しましたが、FRP素材は、最もベーシックな浴槽の素材だということができます。

軽くて一定の耐久性があり、価格が安いということで浴槽に一番採用されている素材です。

ここがすごい!と特筆するような性能はありませんが、特にこだわらない方には、FRP浴槽で十分です。

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FRP浴槽は、汚れ、水垢がつきやすい?

FRP浴槽は、人工大理石浴槽に比べて汚れ、水垢がつきやすくて、掃除が大変だという話を多くの方が聞いたことがあるのではないでしょうか。

実際、人工大理石に比べると、FRPは汚れが水垢が付きやすいのは事実です。

ただ、普通に掃除していれば、取れないような汚れが残ることはありません。

FRP浴槽は汚れが付きやすいから、人工大理石にした方が掃除が楽ですよ!というのは典型的な営業トークで、メーカーや営業マンがこの点をちょっと強調しすぎていると感じます。

(まあ、私も営業をするときはこの決り文句を使うことは多いですが。ここでしか言えない本音です。)

汚れの付きやすさという点では、普通に掃除をしていれば、FRPでも、人工大理石でも、気になるような違いはないと思ってもらって大丈夫です。

FRP浴槽は、定期的に補修が必要なのか

さて、次に、FRP浴槽は表面の塗装が割れてくるから、補修が必要になる。人工大理石の方が強度が高いので長持ちする。という話を聞いたことがある方も多いかと思います。

これは事実で、FRP浴槽は、20年くらいすると、表面のコーティングがひび割れてくることがよくあります。

ひび割れがあまりに多くなってくると、そこに汚れが溜まったり、肌触りが悪くなってくるので、補修をする必要が出てきます。

人工大理石の方は表面が硬いので、一般的に30年以上はそういったひび割れは発生しないといわれています。

数十年以上長く使いたい。という場合は、人工大理石の方が良いかな。と思います。

ただ、20年位使っていると浴槽以外にも色々な部分の劣化が気になってきて、リフォームをしたくなってくる頃だと思うので、そのあたりを考えて。という感じですね。

FRP浴槽の補修は高くない

もし、FRP浴槽がひび割れてしまったとしても、補修にかかる費用はそれほど高くありません。

ヒビ割れから浴槽を守るコーティングは数万円程度で、ほぼ5万円以内で収まります。

ヒビ割れほ補修を行った上から塗料を塗る作業だと、10万円程度かかりますが、見た目は新品同様になります。

ちなみに、安く抑えようと思ってDIYで補修をすることはおすすめできません。

たいてい、数ヶ月くらいで、コーティングが取れてきたりしてしまいます。

FRP浴槽にして後悔している人の声

FRP浴槽にして後悔している人の声を紹介します。

FRP浴槽の後悔1:高級感がない

・40代 女性 Mさん
価格重視でFRP浴槽にしました。別にお風呂は入れればいいや。と思ってFRPを選びました。

少し前に実家がリフォームをして人工大理石にしたのですが、やっぱりそっちのほうがキラキラしていて見た目は良いし、ツルツルしているので、入り心地も良いように感じます。

10万円くらいの違いなので、人工大理石にしておけばよかったかな?と少し後悔しています。

FRP浴槽にして満足している人の声

次に、FRP浴槽にして満足している人の声を紹介します。

・40代 女性 Hさん
リフォームの相談をしている時には、営業マンには、人工大理石の方が見た目も良いし、掃除が楽ということで結構強くすすめられたのですが、私は別にお風呂にこだわりもないし、安くリフォームできて綺麗になれば良かったので、FRPにしました。

私はFRP浴槽で十分満足しています。

・50代 女性 Yさん
お風呂のリフォームの予算として、100万円を考えていた中で、人工大理石や浴室乾燥機、自動給湯器などを入れると、100万円を少し超えてしまう見積もりになりました。

どれかを削らないといけないとなった時に、浴室乾燥や自動給湯は便利さに関係してくるところなので、人工大理石をFRPに変更して、予算内に抑えることができました。

結果として予算内に収まってので、FRPにして良かったと思っています。

FRP浴槽は最もベーシックな素材なので、特に後悔している人の意見も、特別満足している人の意見も、あまり集まりませんでした。

それだけ、普通ということですね。

まとめ

FRP浴槽にして後悔しないためには、見た目の部分で人工大理石と見比べて、やっぱり人工大理石にしておけばよかったな。と思わないかどうか。という点に全てがかかっているといっても過言ではありません。

その点を除けば、ごくごく普通のお風呂で、特にこだわりのない方には、安価でとても良い素材です。

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