ルームシェアは、うまくいかないことも多く、やめた方がいい、やめとけ。という人も多いです。
ルームシェアには、どのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。メリット、デメリットや、成功例、失敗例、後悔している人の声を紹介します。
ここでは、友人、知人と一緒に住むことについて紹介します。彼女、異性と住むことについては、同棲の記事で紹介しています。

また、はじめから他人と住むことを想定している物件については、シェアハウスの記事で紹介しています。

ルームシェアのメリット
まずは、ルームシェアのメリットを紹介します。
ルームシェアのメリット1:家賃の負担を抑えられる
ルームシェアの最大のメリットは、一人あたりの家賃、光熱費などの負担を抑えることができる。ということです。
一人では住めないような便利な場所、一人では住めないようなグレードの物件でも、ルームシェアで分担すれば住むことができます。
ルームシェアのメリット2:寂しくない
ルームシェアをしていれば、家族がいなくても、シェア相手が家族のようなものですから、寂しくありません。
一人が寂しい。という人同士になら、おすすめできます。
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ルームシェアのデメリット
次に、ルームシェアのデメリットを紹介します。
ルームシェアのデメリット1:審査に通りづらい
最低限、二人入居可能な物件であることが必須条件ではありますが、二人入居可能な物件でも、一般的には夫婦や婚約相手と住むことが想定されており、友人、知人とのルームシェアでは審査に通らないことも多いです。
ルームシェアOKの物件は、二人入居可能な物件の中でも、1~2割程度でしょうか。
まずは、家を決めるという最初のハードルが結構高いという心づもりをしておきましょう。
ルームシェアのデメリット2:相手が嫌いになる
ルームシェアは、他人との同居になりますから、掃除の仕方やトイレ、キッチンの使い方、活動時間などで喧嘩になりやすく、仲が良かったはずなのに、相手が嫌いになってしまった。ということも珍しくありません。
ルームシェアをしたばっかりに、友達を失うかもしれないリスクがある。という覚悟が必要です。
ルームシェアのデメリット3:出ていかれると、家賃が払えなくなる
相手と喧嘩になってしまったり、相手と嫌いになってしまうことは、ルームシェアあるあるです。
そして、喧嘩になって出て行かれてしまうと、残った人の家賃の負担が大きくなり、家賃が払えなくなってしまう。というリスクがあります。
こういったリスクがあるからこそ、審査に通りづらい。ということでもあります。
ルームシェアのデメリット4:友達、彼女を呼びづらい
ルームシェアでは、友達や彼女を家に呼びづらい。というデメリットがあります。
友達は共通の友達でなければ呼びづらいですし、彼女はなおのこと呼びづらいです。
彼女ができたから、ルームシェアを解消することになった。という話もよく聞く話です。
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ルームシェアする時に決めること、注意点
ルームシェアを始める前に、ルールを話し合いで決めておくことが大切です。
一人一部屋は必須
ルームシェアをするなら、2人なら2LDK、3人なら3LDKなど、一人一部屋は必須です。
恋人との同棲の場合でも一人一部屋をおすすめしていますが、友人とのルームシェアなら、なおさら一人一部屋は必須だと思っておきましょう。
共有スペースも、同棲なら2DKでも良いですが、ルームシェアなら、リビングが広い2LDKをおすすめします。
家賃、光熱費の負担割合を決める
使う部屋の広さなどに応じて、家賃、光熱費の負担割合を決めておきましょう。
また、家賃の支払いは誰か一人の口座から引き落とされることになりますから、何日にいくら、どのような形で渡すのかも決めておく必要があります。
掃除の役割分担を決める
掃除をする場所、曜日をしっかりと決めることが大切です。
また、綺麗好きのレベルが合った人でないと、掃除をしたつもりでも、他の人にとっては「まだ掃除がしきれていない」ということになり、トラブルの原因となりますから、綺麗好きのレベルが合う人でないと、うまくいかないでしょう。
買い物の役割分担を決める
食材や消耗品、日用品の買い出しは誰が行くのか、費用は誰がどれだけ負担するのか、役割を決めておきましょう。
◯◯は誰が買う。でも良いですし、交代に買い出しに行く。でも良いですが、誰かに負担が偏らないようにするのが、ルームシェアを長続きさせる秘訣です。
費用、役割の分担は定期的に見直す
部屋の使い方や生活スタイルの変化により、最初に決めた費用、役割の分担では不公平感が出てしまうことがあります。
ですから、費用や役割の分担は、定期的に見直すことをおすすめします。
あらかじめ、3ヶ月に1回、半年に1回など、見直す間隔を話し合って決めておきましょう。
SNSでルームシェアを探すのはやめよう
最近は、SNSでルームシェア相手を募集する書き込みも多くなってきています。
一人より二人の方が負担を抑えられるし、寂しくないから。とSNSで見つけた相手とのルームシェアをしたい。という人もいますが、おすすめできません。
少なくとも私の周囲では、うまくいった例を見たことがありません。
ルームシェアの成功例
私の周りではルームシェアは失敗したケースがほとんどで、成功例は1件しかないのですが、唯一の成功例は、以下の条件に当てはまる人でした。
・長い付き合いの友人である
・ルールをしっかりと決めて、守ることができる
・お互いにフルタイムで働いている
・お互いが綺麗好き
・二人共料理ができる
二人でのルームシェアですが、3年以上続いています。
当然、シェアする人数が多くなればなるほど、こういった価値観のズレが発生しやすくなりますから、続けることが難しくなってきます。
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ルームシェアで失敗、後悔している人の声
ルームシェアで後悔1:喧嘩になってしまった
どうやら私の方が綺麗好きなようで、掃除について毎回喧嘩になってしまいました。毎回喧嘩をしているうちに、中が悪くなってしまい、ルームシェアを解消することになりました。
ルームシェアもうまくいかなかったですし、友達も失いましたし、ルームシェアなんてやめとけばよかった。と後悔しています。
ルームシェアで後悔2:負担が不公平
家賃は自分が払って、食費と光熱費は相手が払う。という約束でルームシェアを始めたのですが、私の方が負担が結構多くなってしまっています。
もう少し、しっかりと負担割合を決めておくべきだったと、後悔しています。
ルームシェアで後悔3:家賃を払ってくれない
ルームシェア相手がバイトをクビになってしまい、家賃を払ってくれなくなってしまいました。
短期間なら我慢できますが、もう3ヶ月以上、私だけが家賃を払っている状況です。
さすがに追い出そうか、別のところに引っ越そうか、イライラが募っています。
ルームシェアは、やめた方がいい。やめとけ。と言いたい
正直、ルームシェアはなかなかうまくいきませんし、ルームシェアを解消するとなると、余計な費用がかかったり、その費用が出せないと身動きが取れない。ということになってしまいます。
ですから、基本的にはルームシェアはおすすめできません。条件を下げてでも一人で住むことができる家を探すことをおすすめしています。
それでもルームシェアをしてみたい。という人は、今回紹介したポイントを抑えつつ、チャレンジしてみてくださいね。
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