小さくて可愛いハムスターを飼ってみたい。と思っている人も、多いのではないでしょうか。
ハムスターはたしかに可愛いのですが、買ってはいけない、飼わなきゃよかった。と後悔することも多い動物です。
このページでは、ハムスターを買ってはいけない理由、飼わなきゃよかったと後悔している人の声、ハムスターを飼うメリット、主なハムスターの種類を紹介します。
ハムスターは、買ってはいけない。と言われる理由
理由1:ペットロスがきつい
年単位で飼っていたペットが亡くなってしまったら、誰しもペットロスになるものです。
ハムスターの寿命は2~3年程度と、犬や猫に比べると、ずっと短いです。
もちろん、犬や猫でもペットロスはありますが、まだ、寿命が長いので、そう頻繁にペットロスになるものではありません。
ハムスターは、年単位で家族になり、愛着がしっかりと湧いた頃に寿命が来てしまいます。また、犬や猫のように徐々に弱っていくのでなく、突然亡くなってしまうことも多いので、ペットロスがきつい生き物だと言われています。
逆に、寿命が1年ない昆虫などの場合は、ペットロスが起きにくいといわれています。
理由2:懐かない
ハムスターは警戒心の強い動物で、犬や猫に比べると、なかなか懐きません。
小さな動物ですから、元々天敵が多く、警戒心が強い習性となっています。
ずっと餌をあげていると、餌を乗せている指に近づいてきてくれることはありますから、そういった小さな喜びを感じましょう。
手のひらに乗せて長時間遊んだりする。といった遊び方はできません。
理由3:ストレスに弱い
ハムスターは、温度の変化や大きな音など、ストレスに弱い生き物です。
ハムスターを飼う時は、温度や湿度の管理、餌の管理、大きな音を出さないなど、犬や猫を飼う時以上に気を使う必要があります。
また、可愛いハムスターとずっとじゃれていたい気持ちは分かりますが、過剰なスキンシップもストレスの原因となってしまいます。
理由4:臭いがきつい
ハムスターは、体臭はあまりないのですが、おしっこの臭いがきついです。
幸い、ハムスターはおしっこをする場所を決める習性があるので、臭いに対応したトイレグッズをこまめに変えることで対応できます。
理由5:夜うるさい
ハムスターは、夜行性の動物ですから、夜になると活発に活動します。
ハムスターといえば回し車ですが、夜にカラカラカラカラカラ・・・と回し車を回されてしまうと、ワンルームや1Kの部屋では、音が気になってしまうかもしれません。
防音対策をしている人もいます。
ハムスターを飼わなきゃよかった。と後悔している人の声
ハムスターを飼わなきゃよかった。と後悔している人の声を、いくつか紹介します。
ペットロスから抜け出せない
3年前に飼っていたハムスターが亡くなってしまい、今でもペットロスから抜け出せません。
新しく飼ったら?と言われることもあるのですが、またペットロスが来ると思うと、怖くて飼えません。
こんなに辛い思いをするなら、飼わなきゃよかった。と後悔しています。
カラカラの音がうるさい
カラカラを回す音が思ったよりもうるさくて、夜眠れなくて困っています。
回し車を使えなくするのも可哀想ですし、ちょっと飼ったことを後悔しています。
でも、寿命が来るまでは、しっかり面倒をみようと思っています。
全然懐いてくれない
可愛いハムスターを買ったのですが、全然懐いてくれなくて、悲しいです。
自分が飼ったのはロボロフスキーハムスターという種類で、懐きにくいらしいのですが、飼った時は知りませんでした。
懐きやすい種類にすればよかった。と後悔しています。
ハムスターを飼うメリット、良いところ
ここまで、ハムスターを飼うデメリットや、飼わなきゃよかったと後悔している人の声など、マイナスなことを取り上げましたが、もちろん、メリットもあります。
メリット1:可愛い
ハムスターの一番の良いところといえば、やっぱり小さくて可愛い!というところです。
犬や猫とは違う愛らしさがあります。
メリット2:場所を取らない
ハムスターは、45cm✕45cm~60cm✕60cm程度のケージがあれば飼うことができるので、それほど場所を取りません。
ですから、狭い部屋でも飼うことができます。
ただ、デメリットの項目で紹介したように、夜行性なので、狭い部屋だと夜に回し車を回す音が気になるかもしれません。
メリット3:世話が楽
ハムスターは、犬のように散歩に連れて行く必要はありませんし、猫のように大きなキャットタワーを用意する必要もありません。
全ては小さなケージの中のお手入れで完結するので、世話は楽です。
ただし、温度や湿度、餌の管理には気を使う必要があります。
メリット4:ほとんど鳴かない
ハムスターは、ほとんど鳴きません。鳴いたとしても、鳴き声はとても小さいです。
ですから、鳴き声で近所迷惑にある心配はありません。
ハムスターは天敵が多く、鳴くと敵に見つかってしまうため、あまり鳴かなくなった。と言われています。
メリット5:ペット禁止物件でも飼えることがある
ペット禁止の物件に住んでいても、ハムスターや小鳥、魚などの小動物は飼える。という物件もめずらしくありません。
犬や猫は飼えなくても、ハムスターなら飼えることもありますから、ペット禁止物件だけど、何か飼いたい。という人にはおすすめです。
ペット禁止物件でも、ハムスターなら許可してもらえた。という例は珍しくありませんから、一度大家さんや管理会社に聞いてみると良いでしょう。
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ハムスターの種類の特徴
ゴールデンハムスター
ゴールデンハムスターは、人に懐きやすく、ペットに人気の品種です。
「とっとこハム太郎」はゴールデンハムスターがモデルとなっています。
茶色と白の毛色が特徴的です。
ハムスターの中では、体は大きめで、15~20cmくらいあります。
キンクマハムスターという種類を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、これは、ゴールデンハムスターを品種改良し、全身が茶色のものをいいます。
ジャンガリアンハムスター
ジャンガリアンハムスターも、ゴールデンハムスターに並んで、人に懐きやすい品種です。
ゴールデンハムスターよりも体が小さく、小さいケージでも飼いやすいことから、ペットとして飼うハムスターの人気No1となっています。
ジャンガリアンハムスターは、グレー系、青系の毛色をした子が多いです。
ハムスターには20以上の種類がありますが、ペットとして飼われるハムスターは、ゴールデンハムスターか、ジャンガリアンハムスターがほとんどです。
チャイニーズハムスター
チャイニーズハムスターは、小さな体と長いしっぽが特徴的なハムスターです。
小さい体が可愛い、ぴょこんと伸びたしっぽが可愛い。という人に人気です。
チャイニーズハムスターは、警戒心が特に強く、ほとんど懐かないので、小さい体で動き回っているところを眺めたい。という人におすすめです。
また、小さいため、ケージの隙間から脱走しやすいですから、脱走には注意が必要です。
ロボロフスキーハムスター
ロボロフスキーハムスターも、体が小さいハムスターですが、チャイニーズハムスターとは違い、丸っこい体をしています。
こちらも警戒心が特に強く、ほとんど懐きませんから、動き回っているところを眺めたい。という人におすすめです。脱走しやすいのはチャイニーズハムスターと同じですから、注意しましょう。
生き物は一度飼うと、簡単に手放すことはできません。
思っていたのとは違う!と後悔のないようにできると良いですね♪
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