家賃を抑えたい人、他の住民との交流を深めたい人に人気のシェアハウスですが、トラブルが多いからやめとけ。という人もいます。
このページでは、シェアハウスのメリット、デメリット、後悔している人の声や、シェアハウスに向いている人、向いていない人の特徴を紹介します。
なお、一般的な賃貸住宅を友人と借りて一緒に住むこともシェアハウスと言うことがありますが、それはルームシェアとして別の記事で紹介します。

シェアハウスの種類
シェアハウスには、大きく分けて「住民との交流を目的としたシェアハウス」と「家賃の安さに特化したシェアハウス」があります。
住民との交流を目的としたシェアハウスは、キッチンやリビングスペースが広く取られており、定期的に交流会、パーティーが開催されている。といった特徴があります。人との交流を楽しみたい。という人におすすめです。
家賃の安さに特化したシェアハウスは、キッチンやシャワールームなど、共有スペースは最小限で、家賃の安さを追求しています。特に家賃が安いシェアハウスの中には、個室がなく、二段ベッドが並べられたドミトリータイプのものもあります。とにかく家賃を抑えて住みたい。という人におすすめです。
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シェアハウスのメリット
まずは、シェアハウスのメリットを紹介します。
シェアハウスのメリット1:色々な人と交流できる
シェアハウスには、さまざまな経歴、出身地、年齢の人が住んでおり、さまざまな人と交流することができます。
普通に生活していたら関わらないような人とも交流ができる。ということは、シェアハウスの大きなメリットです。
交流を目的としている場合は、住民との交流を重視しているシェアハウスを選びましょう。うっかり家賃の安さに特化しているシェアハウスを選んでしまったら、思ったように交流ができないでしょう。
シェアハウスのメリット2:家賃が安い
シェアハウスは、キッチンやリビング、シャワースペースなどを共有するため、一般的なアパート、マンションよりも家賃が安いというメリットがあります。
シェアハウスの家賃は、1K、ワンルームのマンション・アパートの5割~7割程度です。
毎月の固定費を抑えたい人には、大きなメリットになります。
シェアハウスのメリット3:水道光熱費、ネット代が無料
多くのシェハウスでは、水道光熱費、ネット代は家賃・共益費に含まれています。
水道光熱費とネット代だけでも、月1万円を超えることは珍しくありませんから、こちらも固定費を抑えたい人のメリットとなります。
シェアハウスのメリット4:初期費用が安い
シェアハウスは、敷金、礼金、仲介手数料といった一般的な賃貸住宅にかかる初期費用がかからないことが多いです。
かかるのは2~3万円程度の契約手数料と、初月の家賃だけ。というのが相場です。
一般的な賃貸住宅では、仲介業者を介して契約するため、家賃1ヶ月分の仲介手数料がかかることが多いですが、シェアハウスは、シェアハウスと直接契約を結ぶことが多いため、仲介手数料もかかりません。
シェアハウスのメリット5:家具家電を用意する必要がない
ほとんどのシェアハウスでは、家具家電ははじめから備え付けられていますから、家具家電を用意する必要がありません。
家具家電を一式用意するとなると結構な出費になりますから、こちらも初期費用を抑えたい。という人にとっては大きなメリットです。
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シェアハウスのデメリット
次に、シェアハウスのデメリットを紹介します。
シェアハウスのデメリット1:騒音、盗難など、トラブルが多い
シェアハウスは、騒音や盗難など、トラブルが多いのが現実です。
基本的には、家賃が安いシェアハウスほど、壁の薄さや住民の質が下がる(訳ありの人が多くなる)ため、トラブルが多くなる傾向にあります。
騒音を気にする場合は、できるだけ共有スペースから遠い部屋を。
盗難を気にする場合は、鍵がかかる個室で、部屋に冷蔵庫を置くことができるシェアハウスを選びましょう。
シェアハウスのデメリット2:共有スペースが混み合う
シェアハウスの共有スペース(シャワー、トイレ、キッチンのコンロなど)は、数に限りがあります。
朝のトイレ、夕方のキッチンやシャワーなどは混み合って、待ち時間が発生することもめずらしくありません。
特に女性の方がこういった共有スペースを使う時間が長くなりがちなので、女性専用や、女性の割合が高いシェアハウスの場合は、シャワー、トイレ、コンロの数にも注目して物件選びをしましょう。
シェアハウスのデメリット3:掃除をしない人がいる
シェアハウスによっては、掃除が住民の持ち回りである物件もあります。
中にはきっちり掃除をしない人もいて、他の人がやっていたり、共有スペースが汚いままになっていたり。というトラブルも多いものです。
入居前には、実際に内見をして、清潔が保たれているかを確認しましょう。
また、共益費が高くなりますが、外部の人に掃除を委託している物件であれば、比較的安心です。
シェアハウスのデメリット4:借地借家法が守られない物件もある
家賃の安さに特化したシェアハウスに多いのですが、家賃の滞納=即退去という、借地借家法が守られていない物件もあるのが現実です。
家賃の安さに特化したシェアハウスの住民は、お金がないなど、訳アリの人が多いのでシェアハウス側の自衛策でもあるのでしょうが、本来は法的手続きを踏まなければなりませんが、シェアハウス側で勝手に鍵を変えられてしまった。といったトラブルもあります。
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シェアハウスに住んで、後悔している人の声
シェアハウスの後悔1:うるさくて落ち着かない
訳あって、はじめてシェアハウスに住んでみたのですが、いつもうるさくて落ち着きませんでした。
特に、共有スペースに近い部屋に住んでいたということもあるのかもしれませんが、落ち着ける時がなく、私にはダメでした。
シェアハウスの後悔2:共有スペースが汚い
キッチンやトイレ、シャワールームを汚しても掃除せずに出ていく人がいて、共有スペースが汚いことが気になります。
掃除当番が決まっているのですが、きっちり掃除をしてくれる人と、そうではない人の差が大きく、不満がたまります。
シェアハウスに住んで、満足している人の声
とにかく家賃が安い
新宿駅まで徒歩10分圏内のシェアハウスに住んでいますが、家賃は光熱費、共益費、ネット代込で65,000円と、普通の集合住宅の半額くらいで住むことができています。
築年数も新しく綺麗で、とても満足しています。
シェアハウスの中では家賃が高いほうなためか、特に問題のある人もおらず、快適に住むことができています。
毎週のパーティーが楽しい
私が住んでいるシェアハウスでは、毎週みんなで集まって食事会や、季節に合わせたパーティーをします。
外国の人もいるので、その国のパーティーを知ることができたりして、とても楽しいです。
普通のマンションでは絶対にできない経験だと思うので、シェアハウスに住んで良かったと思っています。
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シェアハウスに向いている人
シェアハウスに向いている人1:外交的な人
シェアハウスは、他人とコミュニケーションを取ることが好きな、外交的な人におすすめです。
他人と接するのが好きな人にとっては、毎日が修学旅行のような気持ちで、楽しく過ごすことができるでしょう。
シェアハウスに向いている人2:家賃を抑えたい人
シェアハウスは、家賃を抑えながら都会に住みたい。という人にもおすすめです。
東京都心部でも、シェアハウスなら家賃5万円以内で住むことができる物件がたくさんあります。
シェアハウスに向いている人3:寂しがりな人
一人でいるとすぐに人恋しくなってしまう、寂しがりな人には、シェアハウスがおすすめです。
いつも話し相手になってくれる人がいる空間は、寂しがりな人にピッタリだと言えます。
シェアハウスに向いている人4:仮住まいを探している人
引っ越しをするまでのつなぎ、実家に帰るまでのつなぎなど、仮住まいを探している人にも、シェアハウスはおすすめです。
シェアハウスなら、ホテルやマンスリーマンションに住むよりも安く短期間過ごすことができます。
シェアハウスに向いていない人
シェアハウスに向いていない人1:内向的な人
人とコミュニケーションを取るのがあまり得意ではない人には、シェアハウスは向いていません。
内向的な人でも、どうしても事情があってシェアハウスにしか住めない。という人には、交流を目的としておらず、なおかつ鍵のかかる個室が確保されてシェアハウスをおすすめします。
そういったシェアハウスは、他の住民も安く都会に住むため。と割り切った人が多い傾向にあります。
シェアハウスに向いていない人2:音に敏感な人
シェアハウスは共有スペースがあり、個室の壁も一般的なアパート・マンションよりも薄いため、音に敏感な人には向いていません。
どうしてもシェアハウスに住みたいなら、共有スペースから離れた部屋を選ぶようにしましょう。
シェアハウスに向いていない人3:潔癖症の人
シェアハウスでは、シャワーやキッチン、トイレは共有となります。
銭湯や公衆トイレなどを使うことに抵抗がある人、潔癖症な人には、シェアハウスは向いていません。
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