これから一人暮らしを考えている人、ワンルームでも十分なのか、1Kにした方がいいのか、悩んでいる人は多いかと思います。
このページでは、ワンルームで後悔した人の失敗談、ワンルームのメリット、デメリットを紹介します。
一人暮らしは、ワンルームで十分なのか
ワンルームで十分な人の条件は、以下にあてはまる人です。
・とにかく家賃を抑えたい人
・物が少ない人
・ニオイや音に敏感でない人
・3人以上友達を呼ばない人
これらの条件をすべて満たすなら、ワンルームでも十分であるといえます。
逆に、一つでも満たさない部分があるなら、ワンルームでは不満を感じることでしょう。
多少不満を感じたとしても、家賃を抑えるために仕方がないんだ。と思えるなら、ワンルームで妥協するのもアリです。
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一人暮らし、ワンルームのメリット
まずは、一人暮らしでワンルームに住むメリットを紹介します。
ワンルームのメリット1:家賃が安い
ワンルームの最大のメリットは、家賃が安いということです。
6畳ワンルームと、6畳1Kなど、同じ畳数だと、ワンルームは1Kよりも1割ほど安くなっています。
ワンルームなら、東京都内でも5万円程度で住める物件がたくさんあります。
家賃は最大の固定費ですから、固定費を抑えたい人には、ワンルームがおすすめです。
ワンルームのメリット2:掃除が楽
ワンルームは、その名の通り部屋が一つしかありませんから、掃除がとても楽です。
掃除機は必要なく、コロコロやクイックルワイパーだけで部屋中の掃除ができてしまいます。
ワンルームのメリット3:冷暖房の効きが良い
ワンルームは、一般的に5~8畳程度の部屋一つですから、冷暖房の効きが良く、光熱費を抑えることができます。また、1台のエアコンで家中を快適な温度に保つことができます。
最近は電気代も高騰していますし、家賃を抑えるだけでなく、光熱費も抑えることで、生活費を安くできます。
1Kだと、キッチン部分にはエアコンがないので、ドアを開けっ放しにしておかないと汗だくになりながら料理をすることになります。
ワンルームのメリット4:無駄なモノが増えない
ワンルームの部屋には、収納スペースが少ないことが多いので、無駄なモノが増えません。というか、増やせません。
必然的に、必要最小限のものだけ買うことになり、浪費が抑えられます。
また、引っ越しの手間も少なくなりますし、引っ越し代も抑えることができます。
ワンルームのメリット5:大きな冷蔵庫を置ける
1Kの場合、廊下のシンクの横に、小さな冷蔵庫を置くスペースが設けられています。スペースの幅的に、小さな冷蔵庫しか置けないことがほとんどです。
ワンルームだと、部屋の中に冷蔵庫を置くことになるので、場所を取ることさえ我慢できれば、物理的には大きな冷蔵庫を置くこともできます。
大きな冷蔵庫を買ってまとめ買いをすれば、食費を抑えることができます。
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一人暮らし、ワンルームのデメリット
次に、一人暮らしでワンルームに住むデメリットを紹介します。
ワンルームのデメリット1:狭い
ワンルーム最大のメリットは、狭いということです。
これは、家賃が安いというメリットと相反するものなので、仕方がありません。
物が多い人、大きなテレビを置きたい人、大きなデスクを置きたい人、大きなベッドを置きたい人には、向いていません。
友達を呼ぶにしても、1人~2人くらいなら呼べますが、3人以上呼ぶのは難しいでしょう。
たとえば、6畳ワンルームと6畳1Kを比較すると、ワンルームは、6畳のなかにキッチンも含まれますから、1~2畳程度はキッチンのスペースに取られてしまいます。
1Kの場合は、畳数にキッチンは含みませんから、純粋に部屋の広さが6畳ということになります。
また、ワンルームだと収納が少ないため、本棚など収納家具を組み立てたいこともあるかと思いますが、ワンルームにベッドを置いてしまうと、そういった家具を組み立てるのにも不自由するくらいのスペースしか残らないことも珍しくありません。
少しでもスペースを確保するには、折りたたみ式のベッドを使うといった工夫が必要です。
ワンルームのデメリット2:冷蔵庫の音がうるさい
ワンルームは、キッチンと寝室が1つの部屋になっており、ドアがないので、同じ部屋の中に冷蔵庫を置くことになります。
日頃、冷蔵庫の音を気にすることは、あまりないかもしれませんが、「ブーーーン」という冷蔵庫の運転音が気になって寝れない。という人もいます。
音に敏感な人は、ワンルームは向いていません。
ワンルームのデメリット3:生ゴミの臭いが広がる
ワンルームは、キッチンと寝室の間に扉がないので、生ゴミのゴミ箱も寝室と同じ部屋に置くことになります。
生ゴミを放置していると、部屋中が生ゴミ臭くなってしまいます。
こまめにゴミ出しをすることができる24時間ゴミ出し可能な物件を選ぶ、密閉できるゴミ箱を買うといった対策をおすすめします。
ワンルームのデメリット4:玄関から部屋が丸見えになる
ワンルームは、玄関と部屋の間に扉がありませんから、玄関を開けると部屋の中が丸見えになります。
来客に部屋の中まで見られたくないという人は、のれんをつけるなど、目隠しになるような対策をしましょう。
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ワンルームで後悔している人の失敗談
一人暮らしの部屋にワンルームを選んで後悔している人の失敗談を紹介します。
ワンルームの後悔1:狭すぎた
家賃重視で6畳ワンルームにしたんですが、狭すぎて圧迫感があり、後悔しています。
実家の子ども部屋が6畳だったので、それくらいの広さをイメージしていたんですが、キッチンに場所を取られているということもあって、体感的には4畳半です。
小さいテーブルくらい置こうかと思っていたんですが、ベッドとテレビ台を置いたら、テーブルを置く場所がなくなってしまいました。
ネットで部屋を選んだんですが、実際に部屋を見ることが大切だと痛感しています。
ワンルームの後悔2:収納がない
収納のないワンルームを選びました。服はハンガーラックでも買ってきてそこにかければいいかな。と思っていたのですが、ハンガーラックとベッドだけで部屋が一杯になってしまいました。
小さくてもいいから、クローゼットがある物件にしておけば良かったと、後悔しています。
ワンルームの後悔3:冷蔵庫がうるさくて眠れない
冷蔵庫が定期的に「ブーン、パチッ」という音を出すので、夜は気になって眠れません。
同じくワンルームに住んでいる友達は気にならないようなので、ワンルームは、音に敏感な人には向いていないですね。
1Kに引っ越そうと思っています。
ワンルームの後悔4:ニオイが気になる
夏場の生ゴミのニオイや、排水溝から逆流したニオイが部屋中に広がってしまって、とても気になります。
寝室とキッチンが同じなので、寝室に生ゴミのニオイが流れてくるのは最悪です。
できるだけ料理をしないように気をつけていますが、生ゴミをゼロにすることは難しいので、困っています。
ワンルームと1K、どっちがいいか
都会で一人暮らしをするにあたって、ワンルームと1K、どっちがいいか迷う人は多いかと思います。
生活の快適性という意味では、1Kの方がキッチンが扉の向こうにあるため、冷蔵庫の音が聞こえにくい、ニオイが漏れにくいという点で1Kの方が快適です。
一方で、1Kはワンルームよりも家賃が5,000円~1万円ほど家賃が高いですから、快適性と引き換えにコストを払うことができるのか。を天秤にかけることになります。
少し築年数の古い物件や、交通の便が悪い場所でも1Kにするのか、便利な場所のワンルームにするのか、後悔のない判断をしたいですね。
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