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鍼灸師は、やめとけ、やめてよかったという人が多い。向いている人、向いてない人の特徴、結婚できない、食べていけない人も

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鍼灸師は、大学や専門学校に通い、国家資格である「はり師」「きゅう師」の免許を取得してなることができる職業です。

そんな鍼灸師ですが、やめとけ。とか、やめてよかった。という人がとても多い職業です。

このページでは、鍼灸師はやめとけ。と言われる理由、やめてよかったという人の声、向いている人、向いていない人の特徴などを紹介します。

鍼灸師になろうか、迷っている人の参考になればと思います。

鍼灸師は、やめとけ。と言われる理由

鍼灸師は、やめとけ。と言われることがとても多い職業です。医療系なのに、なぜ?と思う人もいるかもしれません。

鍼灸師は、やめとけ。と言われる理由を紹介します。

理由その1:供給過剰である

鍼灸の業界は小さなもので、はり治療、きゅう治療を受けよう。という人は、それほど多くありません。

20年ほど前までは、盲人の保護という名目で養成校の新設が制限されており、需要と供給のバランスが取れた状態が続いていましたが、規制緩和により養成校が激増し、毎年輩出される鍼灸師の数が5倍以上となりました。

これにより、需要と供給のバランスが完全に崩れてしまい、供給過剰の状態となっています。

理由その2:食べていけない

さきほど紹介したように、供給過剰の状態となってしまっていることにより、良い条件の求人が少ないのが現状です。

元々、鍼灸の業界は個人経営の治療院が多く、待遇や福利厚生など、大企業のようには整っていないところが多かった中で、いわゆる買い手市場という状況ですから、鍼灸師ではまともに食べていけない。という人も少なくありません。

勤務鍼灸師の年収は、300万円程度になることが多いです。

卒業後、鍼灸の仕事だけで食べていける人は、1~2割程度だといわれています。

理由その3:結婚できない

先述した収入の少なさ、また、知名度の低さなどにより、鍼灸師のままだと結婚できない。と嘆く人も少なくありません。

鍼灸師について検索すると、収入が低い、食べていけない。といった結果がたくさん表示されるので、相手に心配される。ということもあるようです。

家族を養うために転職した。という人は珍しくなく、夜勤のある介護職の方が稼げる。といった声も多く聞かれます。

理由その4:業界に存在感がない

はり、きゅうの業界は、医療系の国家資格が必要な業界の中では最も存在感がないと言わざるを得ません。

昨今、介護士や保育士は、賃金の低さが問題視され、賃金アップのための補助金が支給されるなどしていますが、鍼灸師にはそんな話は聞こえてきません。

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鍼灸師を、やめてよかった。という人の声

介護職に転職して、給料が上がった

鍼灸師として10年ほど勤務していましたが、年収は350万円ほどで頭打ちとなってしまい、将来の展望が描けない状況でした。

このままではいけないと思い、介護初任者研修を受け、介護職に転職したところ、初年度から年収では350万円を上回り、介護福祉士の資格を取った今は400万円を超えています。

せっかく取った鍼灸師の資格ですが、やめてよかったとおもっています。

労働環境が悪かった

専門学校を卒業後、治療院をチェーン展開している会社に就職しましたが、休みは週1日、年収は300万円にも満たないような状況が5年も続き、さすがに限界を感じてやめました

勉強会がある日は少ない休日も潰れるし、ワンマンオーナーでパワハラ気質な部分もあったので、正直いって酷い職場でした。

運が悪かった。ということもあるかもしれませんが、鍼灸の業界は、労働環境が悪い職場が多いイメージです。

鍼灸師をやめる人は、待遇や労働環境の点で不満を持っている人が多く、転職して良くなった。という人が多いのが現状です。

鍼灸師に向いている人

鍼灸師に向いている人の特徴を紹介します。

向いている人1:手先が器用な人

鍼灸師は、細い針を狙った場所に刺したり、もぐさを小さくひねってテンポよく火をつける。といった作業が求められます。

手先が器用な人に向いている仕事であるといえます。

向いている人2:人と接するのが好きな人

鍼灸師は、人と接することが好きな人に向いている仕事であり、必須条件であるともいえます。

患者さんは、体を預けて鍼を刺してもらうわけですから、信頼関係を構築することが非常に大切です。

鍼灸師は、患者さんからの信頼を得ることができないと、成功することは難しいでしょう。

向いている人3:スピリチュアル的なことに興味がある人

鍼灸師は、気の巡りなど、目に見えないものを整えるような治療も行います。

これは、風水や占い、宗教などともつながる部分があり、スピリチュアル的なことに興味がある人に向いている職業です。

占い師や、宗教の教祖のように人を惹きつける能力のある人は、鍼灸師として大きな成功を収めている人もいます。

スピリチュアル的なことに興味があり、うまく話をすることができる人なら、鍼灸師は、国家資格という裏付けがあるため、占いや宗教の世界よりも、より信用されやすい。というメリットを活かすことができます。

向いている人4:親が治療院を開業している人

親や親類がすでに治療院を開業しており、成功している人は、地盤を受け継ぐことができるので、おすすめできます。

もちろん、受け継いだあと、先代と比較されることになりますから、それまでにしっかりと技術を磨く必要がありますが、一から開業をするのに比べると随分ハードルは下がります。

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鍼灸師に向いていない人

次に、鍼灸師に向いていない人を紹介します。

向いていない人1:手先が不器用な人

手先が不器用だという人は、鍼灸師には向いていません。やめておいた方が良いでしょう。

鍼灸師は、医療従事者の中でも、特に手先の器用さが求められる職業です。

米粒よりも小さくもぐさをひねったり、注射針よりも細くて曲がりやすい鍼を刺す仕事ですから、手先が不器用だという自覚がある人は、やめておいたほうが無難です。

向いていない人2:安定を求める人

医療関係の資格というと、安定している。というイメージを持つ人も多いかと思いますが、さきほど紹介したように供給過剰な状況になっているため、鍼灸師に関しては、それは当てはまりません。

安定を求める人には、鍼灸師はおすすめできません。看護師や理学療法士などをおすすめします。

この業界に入るなら、あん摩マッサージ指圧師も取ろう

ここまで、鍼灸師になることは、あまりおすすめしない。という話ばかりしてきましたが、それでも、はり、きゅう、東洋医学に興味を持っている人、この業界に入りたい。という人には、あん摩マッサージ指圧師の免許も同時に取ることをおすすめします。

あん摩マッサージ指圧師も、決して稼げる仕事ではありませんが、保険適用の訪問マッサージが比較的普及しており、就職先の選択肢が広がります。また、収入も鍼灸師よりは安定します。

また、規制緩和によって養成校が増え需要と供給のバランスが崩れてしまった鍼灸師とは違い、あん摩マッサージ指圧師の養成校は全国に25校(鍼灸師の養成校は約100校)しかなく、訪問マッサージを行う事業者を中心に、人手不足の状況です。

ある程度安定した収入を希望するなら、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の3つの資格を取得することができる学校を選びましょう。

あん摩マッサージ指圧師については、こちらのページで紹介しています。

あん摩マッサージ指圧師は、やめとけ、意味ないと言われることも。向いている人、メリット、デメリットを紹介

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