一般的なハウスメーカーよりも安価にマイホームを建てることができる、ローコスト住宅。
最近は様々なローコスト住宅メーカーが出てきており、従来の大手ハウスメーカーと悩んでいる人も多いことでしょう。
このページでは、ローコスト住宅メーカーのランキングや、ローコスト住宅のメリット、デメリット、ローコスト住宅で後悔しないための注意点などを紹介します。
ローコスト住宅とは
ローコスト住宅とは、その名の通りコストを抑えて建築することができる住宅のことです。
大手ハウスメーカーだと、坪単価50万円~80万円ほどするものが、ローコスト住宅だと坪単価30万円~40万円程度に抑えることができます。
一般的に、大手ハウスメーカーに比べて坪単価が2割~4割ほども安くなります。
住宅の建築費は元々の価格が大きいので、2割違えば数百万円もの違いとなります。とても大きな差ですね。
※坪単価とは、建物の価格を延べ床面積で割ったものです。
ローコスト住宅が安い理由
いくら安いからといって、安かろう、悪かろうの欠陥住宅では困りますよね。
ローコスト住宅はどうして大手ハウスメーカーの住宅よりも安いのか、理由を知っておくことも大切です。
ローコスト住宅がなぜ安い理由を紹介します。
大量仕入れでコストカットしている
ローコスト住宅では、建物や間取り、設備のプランの種類が絞られており、必要な材料の種類も少なくなっています。
少ない種類の材料、設備を大量に仕入れることで、材料費、設備費をコストカットしています。
人件費をコストカットしている
ローコスト住宅では、木材などの材料は工場で規格通りにカット、加工してから出荷されます。
そのため、現場での大工工事の手間が少なく、大工さんの人件費をコストカットすることができます。
また、営業スタッフの賃金も大手ハウスメーカーに比べると抑えられている場合が多くなっています。
広告費をコストカットしている
ローコスト住宅では、テレビCMや折り込み広告などが、大手住宅メーカーに比べると抑えられています。
また、モデルルームも、大手住宅メーカーに比べると数が少なく、また郊外の土地が安いところに展開されています。
そのため、広告費がコストカットされています。
設備のグレードが低い
ローコスト住宅では、システムキッチンやバスルームなどの設備のグレードが大手ハウスメーカーに比べると低く抑えられています。
システムキッチンに食器洗浄機が標準装備ではなかったり、バスルームではジェットバス機能がついていなかったり、鏡が小さいなど、細かいところでのグレードは、大手ハウスメーカーに比べると劣ります。
また、壁紙の仕様やコンセントの数など、細かい部分でも大手ハウスメーカーに比べるとコストカットされています。
ローコスト住宅がどうして安いのか?理解していただけたでしょうか?
大量仕入れによるコストカット、人件費のコストカット、広告費のコストカットについては、なるほど!とすんなり受け入れられる人が多いと思いますが、設備のグレードが低いことに関しては、やっぱりか・・・。とちょっと悩むポイントではありますよね。
ローコスト住宅は大手ハウスメーカーの住宅に比べると色々な部分でグレードが下がるということは理解しておく必要があります。
例えるなら、大手ハウスメーカーが高級車で、ローコスト住宅は大衆車です。
快適性や見た目の豪華さは高級車の方が勝りますが、走るという点では大衆車でも十分ですよね。
それと同じく、見た目の豪華さや断熱性などに多少目をつぶむれば、住むには全く問題のない住宅が、ローコスト住宅なのです。
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ローコスト住宅はどこで建てる?
ローコスト住宅はどこに依頼して建てれば良いのでしょうか。
ローコスト住宅の建築を依頼する選択肢として、「ハウスメーカー」と「地域の工務店」があります。
ハウスメーカー
代表的なローコスト住宅のハウスメーカーには、「タマホーム」「レオハウス」「アイフルホーム」などがあります。
これらのハウスメーカーのテレビCMや広告を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
これらのハウスメーカーは、工務店に比べると宣伝広告費はかけている一方、規模を活かした大量発注によるコストカットは、工務店よりも優れています。
また、ある程度の会社規模があるため、保証に関しても安心です。(ハウスメーカーの保証に関しては、万が一ハウスメーカーが倒産した場合も対応できるものになっているものがほとんどです。)
地域の工務店
折込チラシなどで、手書き、あるいは簡素な内容なローコスト住宅の広告を見たことがある方も多いのではないでしょうか。「○○工務店」「○○建設」など。
地域の工務店は、ハウスメーカーに比べると広告宣伝費や人件費が抑えられています。その一方で、建築材料・設備の仕入れはハウスメーカーほど抑えることができません。
地域の工務店に依頼する最大のデメリットが、当たり外れが大きいということです。
友人・知人の口コミを基に依頼するのなら良いのですが、知らない工務店に依頼するのはリスクが高いので、避けたほうが良いでしょう
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ローコスト住宅おすすめランキング
ローコスト住宅のハウスメーカーの中から、おすすめできるメーカーを、ランキング型式で紹介します。
タマホーム
タマホームは、ローコスト住宅のハウスメーカー最大手です。
ローコスト住宅としては比較的グレードが高く、最長で60年保証にも対応している「大安心の家」が看板商品です。
「大安心の家」は、ローコスト住宅の中では少し高めの坪単価40万~50万円ほどしますが、比べると他の商品よりもやっぱり良いな。と思う部分が多々あります。
タマホームは、グレードが高くお値段ソコソコの「大安心の家」に限らず、もう少しグレードは落ちるもののお値段が安い「木麗な家」など、価格とグレードのバランスが最も取れていると感じました。
私は、タマホームを一番おすすめします。
アイフルホーム
アイフルホームは、バスルームやキッチンなどのメーカーである「LIXIL」が運営しているローコスト住宅メーカーです。
「LIXIL」は昔は「INAX」という名前で、トイレや洗面台を中心に展開していた会社でしたが、2011年に株式会社LIXILとなり、バスルームやキッチンなどの住宅設備も積極的に展開しています。
住宅設備メーカーということもあって、設備は魅力的です。
ただ、アイフルホームはフランチャイズ店が多いということで、ある意味地域の工務店の集まりがアイフルホームをつくっているという形になっています。
建築の責任は各フランチャイズ店が持つということで、親であるアイフルホームの保証もあるにはあるものの、私は心配性なので、結局やめてしまいました。
設備に関してはタマホームよりも魅力的だと感じたので、次点です。
アイダ設計
「888万円の家」で一躍注目を浴びた、アイダ設計です。安っ!と思って私も注目していました。
最近では「888万円」「555万円」など価格を大々的にアピールすることは減ってきましたが、坪単価はローコスト住宅メーカーの中でもトップクラスの安さです。
ただし、かなり安い商品は間取りがかなり限られている(壁や柱が少なく住むように工夫されている)ため、ちょっと選択肢は少ないです。
とにかく坪単価を重視する方には、アイダ設計が一番良いのではないかと思います。
評判を検索すると、営業マンの対応があまり良くない。といった内容が多く見つかりますが、コストを抑えるために一人が担当する件数が多い。などといった事情があるのかもしれません。(推測なので内情までは知りませんが。)
ただ、どこのメーカーでも営業マンの当たり外れはあるので、そればかりは実際に会って話してみることが一番です。
ローコスト住宅メーカーのランキングを紹介しました。
ランキングは主観的なものになるので、その時の担当者、人による違いというものも大きいかと思います。
商品は同じですが、担当者は違います。そして、住宅建築では担当者が信頼できるか。という部分も大切なポイントです。
私がタマホームが良いと思ったからといって、あなたの地域でもそうとは限りません。
建築プランはネットでも比較することができますが、「どんな担当者か」という部分は実際に顔を合わせてみないとわからないので、こちらのサイトからローコスト住宅のカタログを一括請求することができるので、その中からいくつかの業者に連絡をして、実際に顔を合わせて話してみることをおすすめします。
こちらのサイトでは、ハウスメーカーから工務店まで様々な会社が登録されていますが、カタログ請求、問い合わせをする業者はチェックで選択することができるので、私のように工務店は選択肢から外すなら、チェックを外してしまいましょう。
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ローコスト住宅のメリット、デメリット
ローコスト住宅のメリット
・建築費用が安い
「当たり前だろ!」と言われそうですが、ローコスト住宅最大のメリットは、建築費用を安く抑えることができることです。
上で紹介した様々なコストカットにより、大手ハウスメーカーに比べれば2割~4割ほど建築費用を抑えることができます。
・建築期間が短い
ローコスト住宅は、建築材料が工場で加工された状態で搬入されるものが多く、注文住宅や、大手ハウスメーカーの凝った住宅に比べると建築期間が短く済みます。また、建築期間が短いことで人件費を抑えることにもつながっています。
少しでも早くマイホームに住みたい!という方にもおすすめです。
ローコスト住宅のデメリット
・設備のグレードが低い
ローコスト住宅ではキッチンの天板の素材や機能、バスルームの機能、シャワーの機能などなど、大手ハウスメーカーのものに比べると標準のグレードは低く抑えられています。
・設備のグレードを上げると、結構高くなる
キッチンやバスルームなど、設備のカタログを見ていると、ついついグレードの高いものを選びたくなってしまいます。しかし、それには当然追加料金がかかります。
ローコスト住宅では、決められたグレード(それほど高くないグレードのもの)を大量発注することでコストを抑えているので、オプションでグレードの高いものを追加していくと、結構高くなってしまいます。
あれもこれもとつけていくと、「あれ?大手ハウスメーカーと変わらないじゃん!」となることもよくあります。
・断熱性、気密性、遮音性が劣る
ローコスト住宅では、断熱性、気密性、遮音性が大手ハウスメーカの家よりも劣ります。
もちろん基準は満たしていますが、基準+αの部分の余裕がちがいます。
例えば、最近では「高気密住宅」なんかが流行っていますが、ローコスト住宅ではあまり見られません。
一部ローコスト住宅でも「高気密住宅」を謳う商品がありますが、それらは結構高いです。
・保証期間が短い
大手ハウスメーカーでは、建築後の保証期間が30年~60年など長く保証を受けることができますが、ローコスト住宅では、保証期間は数年~10年程度のところがほとんどです。
保証が数十年の商品もありますが、そういった商品は大手ハウスメーカーの商品に近い建築費用がかかってしまいます。
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ローコスト住宅で、後悔しないために
ローコスト住宅で、後悔しないためのポイントを紹介します。
こだわるところは、しっかりこだわる
ローコスト住宅の各種設備は、ベーシックなものが標準仕様となっています。
安く抑えるために、全てをベーシックなものにしてしまうと、後々、ここはこうすればよかった。と後悔することになりかねません。
キッチンならキッチン、バスルームならバスルームなど、こだわるところは、しっかりとこだわって、オプションを選択するようにしましょう。
保証内容を確認する
ローコスト住宅は、大手ハウスメーカーに比べると保証が弱い会社もあります。
契約の前に、保証内容をしっかりと確認しましょう。
また、保証期間中に会社が倒産してしまっても保証が受けられるよう、住宅保証機構などの保証制度に加入しているかどうか、確認しておきましょう。
一括見積りで比較する
納得のいく家づくりには、複数の業者から、相見積もりを取ることが大切です。
今は、ネットで簡単に相見積もりをとることができます。
私もチェックしていますが、このサービスには、信頼のおけるハウスメーカー、工務店のみが参加しています。
品質に対する不安を保つことなく、ローコスト住宅のプランを考えることができます。
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これからマイホームを作ろうと考えている人、リフォームをしようと考えている人、移住やライフスタイルの悩みや迷いを解決することができるような情報を発信します。