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東京からの移住先として、隣県である山梨県を検討している人も、多いのではないでしょうか。
東京に近く、自然豊かな山梨県ですが、移住にはメリットもあれば、デメリットもあります。
このページでは、山梨移住のメリット、デメリット、移住に失敗したと後悔している人の声、移住体験を実施している市町村、移住ブログ、動画などを紹介します。
山梨移住のメリット
まずは、山梨移住のメリットを紹介します。
山梨移住のメリット1:自然が豊か
山梨に移住する人は、雄大な山や湖など、自然を求めている人がほとんどです。
富士山を始めとして、富士五湖、その他の山々など、自然の豊かさは大きなメリットです。
登山やキャンプなど、山でのアウトドアが好きな人には、山梨移住をおすすめできます。
山梨移住のメリット2:家賃が安い
山梨県は、東京23区に比べると、家賃相場は半額以下です。
県庁所在地の甲府市でも、ワンルームや1Kなら3万円台、2LDKが7万円程度で借りることができます。
甲府市以外なら、もっと安いです。
固定費の中で大きな割合を占める家賃を下げることができるということは、大きなメリットとなります。
山梨移住のメリット3:東京都心まで電車で一本
県庁所在地の甲府市から新宿駅までは、特急あずさで1時間30分です。
もう少し東京寄りの大月市からであれば、特急あずさで新宿まで1時間、普通列車(高尾から快速)でも1時間30分です。
これは、東京都奥多摩町から新宿へ向かうよりも短時間です。
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山梨移住のデメリット
次に、山梨移住のデメリットを紹介します。
山梨移住のデメリット1:仕事がない、給料が安い
山梨県の仕事は、農業やサービス業、介護職が中心で、待遇の良い仕事はあまりありません。
家賃の安さを生かして生活費を抑えたとしても、それ以上に収入が減っては意味がありませんから、山梨への移住は、東京の隣県という地の利を生かして、現在の会社に所属したまま、基本的にはリモートワーク、たまに出勤。といった働き方ができる人におすすめします。
山梨移住のデメリット2:車が必須
山梨県は県庁所在地の甲府市中心部であったとしても、車が必須です。その他の市町村は、言わずもがなです。
車が必要のない都心部からの移住だと、わざわざ車を運転しないといけない。ということに面倒臭さを感じる人もいるかもしれません。
また、購入する車によっては、家賃の安さが打ち消されてしまうこともあります。
山梨移住のデメリット3:不便
山梨県は、山がちな地域が多く、不便な場所と言わざるを得ません。
都会の便利な生活を捨てて田舎に移住するわけですから、ある程度の不便は覚悟の上でしょうか、都内からの移住だと、想像以上の不便さに後悔することがあるかもしれません。
県庁所在地の甲府市街地であれば、車があれば極端に不便ということはありませんが、甲府市であったとしても、娯楽の少なさには不満を感じることがあるかもしれません。
甲府市は、鳥取市と並んで、全国の県庁所在地で最も人口が少ない自治体です。
日常的な買い物、生活必需品には不便は感じませんが、ファッション関係や贅沢品などといった買い物は都内に出ないと選択肢が少ないです。
山梨移住のデメリット4:閉鎖的
山梨県は、全国的に見ても閉鎖的な方で、県外からの移住者は、どうしても「よそ者」として見られてしまいます。
山が多く、各集落、地区間が隔てられている場所が多いという地形の特徴や、山梨県は、東京の隣ではありますが、移住者がそれほど多くはありませんから、そういったことが関係しているのかもしれません。
山梨移住のデメリット5:寒暖の差が大きい
山梨県は、寒暖の差が大きいことが特徴です。
たとえば、県庁所在地の甲府市だと、冬場の寒さは東京と同じくらいで、夏は東京よりも暑いです。
その他、夏場は東京と同じくらいの暑さだが、冬場は東京よりも寒い地域など、全体的に寒暖の差が大きく、慣れるまで大変かもしれません。
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山梨移住で失敗したと、後悔している人の声
次に、山梨移住で失敗したと後悔している人の声を紹介します。
山梨移住の後悔1:村八分にあった
山梨に移住して5年になるのですが、我が家はよそ者ということで、村八分されている状態になってしまっています。
地域の行事に参加したいのですが、回覧板も飛ばされてしまっていますから、参加することができません。
嫌われるようなことをした心当たりはないのですが、よそ者を排除する風潮があるのかもしれません。移住したことを、心から後悔しています。
山梨移住の後悔2:何から何まで聞いてくる
近所の人が、年収から、家賃から、学歴など、何から何までズケズケと聞いてきます。
結構な人数に聞かれるので、特定の人だけがおかしいというわけではなく、その地域ではそんなものなのでしょうか・・・。
興味を持ってくれるのは嬉しいことではあるのですが、さすがにプライベートを詮索されすぎて、疲れてしまいました。
山梨移住の後悔3:テレビのチャンネルが少ない
移住前に確認していなかったのですが、山梨では、受信できるテレビのチャンネルがとても少ないです。
NHK総合、NHK Eテレ、日本テレビ系列、TBS系列の4局しか受信することができません。
ケーブルテレビに加入すれば他のチャンネルも見れるようになるみたいですが、毎月数千円も払うことに躊躇しています。これは盲点でした。
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山梨県内で移住体験事業を実施している市町村
山梨県内で移住体験事業を実施している市町村を、いくつか紹介します。
・富士吉田市
期間・・・1週間単位~1ヶ月
ドミトリータイプ・・・1万円/週、3.5万円/付き
和室・・・1.5万円/週、5万円/月
https://you-fujiyoshida.jp/diary/house
・甲州市
期間・・・3~7日
料金・・・無料
http://www.city.koshu.yamanashi.jp/iju/iju/experience.html
・韮崎市
期間・・・3~14日
料金・・・無料
https://www.city.nirasaki.lg.jp/soshikiichiran/eizenjyutakuka/jutakukannritanto/1/6331.html
・北杜市
期間・・・3~8日
料金・・・無料
http://www.city.hokuto.yamanashi.jp/docs/1459818737-88.html
・山梨市
期間・・・3~8日
料金・・・無料
http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/docs/otameshi.html
・笛吹市
期間・・・4~30日
料金・・・無料
https://www.city.fuefuki.yamanashi.jp/ijuteiju/kurashitai/index.html
・都留市
期間・・・2日
料金・・・無料
http://tsurucity.wixsite.com/otameshi-kyoju
・道志村
期間・・・3~14日
料金・・・無料
・南部町
期間・・・1週間単位~3ヶ月
料金・・・10,500円/週
http://www.town.nanbu.yamanashi.jp/kakuka/kikaku/otameshi_jutaku.html
山梨県の市町村は、移住体験の期間が短く、料金が無料のところが多いです。
長期間の移住体験ができる市町村は、身延町、南部町くらいです。
奥多摩、静岡、神奈川と比較
山梨は、東京都内からの移住先としては、奥多摩や静岡、神奈川よりは人気は低いです。
神奈川は物理的に東京に近く、交通網も充実している。
静岡は物理的には遠いものの、新幹線が通っているため短時間で東京に行ける。
奥多摩は、山梨と同じような自然豊かな環境であるが、東京都ということで、東京都のサービスを受けることができる、また県境を超えるハードルが高まる。
といった理由で、山梨の人気は若干低めです。
奥多摩や静岡、神奈川といった候補と比較しながら、メリット、デメリットを考えて、後悔のない移住ができると良いですね。
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山梨に移住した人のブログ、動画
こちらのサイトでは、山梨に移住した人の生の声が紹介されています。
https://www.kaiteki-seikatsu.org/lifestyle/
山梨への移住について紹介している動画も、紹介します。
移住について、もっと詳しく知りたい人は、こちらの本がおすすめです。
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