東京に憧れ、上京を考えている人は、多いのではないでしょうか。
このページでは、上京、東京移住のメリット、デメリットと、後悔している、帰りたいと思っている人の失敗談を紹介します。
上京、東京移住のメリット
まずは、上京のメリットを紹介します。
上京のメリット1:仕事が多い
東京には、圧倒的な数の求人があります。
IT関係、金融関係、ファッション、美容関係などなど、ほとんどの業種において東京は最も仕事が多く、仕事に困ることはないでしょう。
製造業に関しては、愛知県の方が多いです。
上京のメリット2:給料が高い
東京は、全国で一番給料が高いです。
平均年収は、東京都(584万9,300円)、神奈川県(541万9,300円)、愛知県(524万400円)、大阪府(511万8,600円)、兵庫県(495万2,100円)の順、
パート、アルバイトの平均時給は、東京都(1,289円)、神奈川県(1,251円)、千葉県(1,218円)、埼玉県(1,164円)、大阪府(1,162円)の順です。
特に、能力の高い人が飛び抜けて高い報酬を受取りやすいのが東京都です。
能力の高くない人も、最低賃金が高いため、他の道府県よりは収入は多くなりやすいですが、家賃の高さで打ち消されてしまうことが多いです。
上京のメリット3:車、自転車がいらない
東京の都心部に住むなら、車どころか、自転車すらいらないほどに公共交通機関が発達しています。
ちなみに、車や自転車がいらないような便利な生活を送りたいのであれば、大阪市中心部も同等に公共交通機関が発達しており、なおかつ家賃は東京都心部の半額~3分の2程度です。
便利さのみを求めているのであれば、大阪のほうがコスパは良いといえます。
上京のメリット4:最先端に接することができる
東京に住んでいれば、流行のサービスの最先端に接することができます。
日本初進出の海外の店舗やサービスは、ほとんどが東京から展開しますし、日本企業の新しいプロダクトも、多くは東京からはじまります。
流行りのファッションも、新しいイノベーションも、東京から全国に発信されるので、時代の最先端を走っていたいという人には、東京移住がおすすめです。
上京のメリット5:日本全国の人と接することができる
東京は、日本全国から人が集まってきます。これが、周辺地域から人が集まってくる東京以外の大都市との大きな違いです。
そのため、東京で暮らしていると、日本全国の人と接することができ、大きな刺激となります。
また、外国人と接する機会も他の都市と比べて、とても多く、良い経験になるでしょう。
各都市の人が集まってくるエリアは、以下のとおりです。
東京・・・日本全国
大阪・・・近畿、中国、四国、北陸
札幌・・・北海道
仙台・・・東北
名古屋・・・東海、北陸
広島・・・中国
福岡・・・九州
上京のメリット6:夢を追っている人が多い
東京には、さまざまな夢を持っている人が全国から集まってきます。
あなたが今、東京で夢を叶えたい。と思っているなら、大きな刺激となるでしょう。
お互いに切磋琢磨し、自分を磨く場面が多くあります。
ただし、ライバルが多いということにもなりますから、それはデメリットでもあります。
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上京、東京移住のデメリット
次に、上京のデメリットを紹介します。
上京のデメリット1:家賃が高い
東京の家賃は、全国の中で突出して高いです。
中心部の家賃は大阪の1.5倍、名古屋の1.6倍、札幌や福岡の2倍ほどもします。
同じくらいの家賃で住める場所、物件で考えれば、東京以外の都市の方が快適に過ごせることも珍しくありません。
仕事はあるので、労働時間を長くすれば高い家賃も払えないことはありませんが、働き詰めで東京に住んでいる意味があるのか?自問自答をして地元に帰る人も多いです。
高い家賃を払ってでも東京に住みたい。もしくは物件のグレードを落としてでも東京に住みたい。という強い意志がないと、東京に住むことはおすすめできません。
上京のデメリット2:満員電車が大変
東京の通勤ラッシュは、他都市に比べて激しく、満員になっている距離も長いので、とても大変です。
あこがれの上京だったけど、満員電車だけはいつまで経っても慣れない。という人も多いです。
ここ数年はテレワークが普及したために、一時期よりは混雑率が低くなっていますが、一度、通勤時間帯のラッシュを経験しておくことをおすすめします。
上京のデメリット3:誘惑が多い
東京には、様々な誘惑があります。夜のお店、娯楽スポット、料理やスイーツなどなど、誘惑にあふれていますから、自制心を持たないと、お金がいくらあっても足りません。
中には、道を踏み外してしまう人もいますから、気をつけましょう・・・。
上京のデメリット4:埋もれてしまう
東京には、能力の高い人、外見の優れた人など、様々な領域でレベルの高い人が全国から集まってきています。
地方では自分がトップレベルだと思っていても、上京すると埋もれてしまって、芽が出なかった。という例は珍しくありません。
周りのレベルの高い人を見て気持ちが折れるのではなく、刺激を受けて自分を高めることができる人には良いですが、ダメになってしまって地元に帰る人も多いのが現実です。
上京のデメリット5:子育てをしづらい
東京は、家賃が高く、待機児童も多いため、子育てをしづらい地域です。
実際、東京都の出生率は全国最低です。
ある程度広い家と自然豊かな環境があった方が子育てはしやすいのですが、現実的に考えると埼玉や千葉、多摩地区などに出るしかなく、今度は満員電車に乗って通勤する毎日が待っています。
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上京(東京移住)して、帰りたいと後悔している人の失敗談
上京したけれど、帰りたいと公開している人の失敗談を紹介します。
上京して後悔1:地元の方が良かった
福岡から上京したんですが、東京は確かに福岡よりも都会で、最先端のものも何でもあるし、凄い街だと思います。
ただ、私にとっては、友達がいないから、遊ぶ場所がたくさん合っても、福岡のほうが楽しかったし、何より家賃が高すぎます。
1Kで家賃7万円の家に住んでいるのですが、7万円あったら、福岡なら2LDKの部屋を借りられます。
地元の良さを再確認することができたのは良かったのかもしれませんが、福岡に帰りたいです。
上京して後悔2:生活が苦しい
東京でのキラキラした生活にあこがれていたんですが、何をするにもお金がかかり、生活が苦しいです。
東京は時給も高いから、何とかなるだろう。と思っていたんですが、セキュリティを考えると家賃は最低でも7万円くらいはみておかないといけないし、収入の半分近くが家賃になってしまって、全く貯金ができません。
今さら実家に帰るのも恥ずかしいですが、正直、帰りたいです・・・。
上京して後悔3:夢が叶わなかった
アイドルになりたくて上京して、地下アイドルとして活動していましたが、20代後半になり、もう諦めないといけないと感じています。
自分で決めたことではありますが、やっぱり現実はそんなに甘くない。同級生は結婚して子供がいる人もいるのに、私は何をしていたんだろう。と後悔しています。
上京して後悔4:人が多すぎる
札幌から上京しましたが、東京の人の多さは想像以上で、歩いているだけで疲れてしまいます。通勤ラッシュや帰宅ラッシュの時間帯なんて、真っ直ぐ歩くのも大変ですし、満員電車は札幌とはレベルが違います。
毎日の通勤がストレスになってしまっています。これなら、収入が少なくても、札幌でのんびり暮らしていたほうが良かったかな。と思っています。
上京しなかったことを後悔する人もいる
上京して後悔する人もいますが、若いうちに上京しなかったことを後悔する人も多くいます。
東京に憧れを抱いて上京する人の多くは、10代後半~20代前半です。
年齢が高くなると、上京しても就職先を見つけることが難しくなりますし、地元に帰った後の再就職も難しくなります。
また、結婚して家庭ができると、気軽に家族で東京に引っ越しなど、できません。
「やらぬ後悔よりもやる後悔」という言葉があります。
やらなかった後悔は一生引きずりますが、やったことの後悔は、自分で決断したことだから仕方がない。と受け入れやすくなります。
上京するかしないのか、人生の大きな分岐点になるかと思いますが、後悔のないようにしたいですね。
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