注文住宅の、標準装備のものをアップグレートしたい時には、オプションを選択する必要があります。
あれもこれも付けていると予算オーバーになってしまいますし、つけないと後悔するかもしれない。と悩み始めるとなかなか結論が出ないかと思います。
このページでは、各ジャンルごとにおすすめオプション、人気オプション、良かったとの意見が多いオプションを、ジャンル別にランキング形式で紹介します。
注文住宅のオプションで悩んでいる方に読んでもらいたい記事です。
外壁、外観のおすすめ、人気オプションランキング
まずは、外壁、外観に関する人気オプションランキングを紹介します。
第1位:宅配ボックス
最近の宅配業者は、宅配ボックスを置いていれば、置き配に対応しています。
クロネコヤマト、佐川急便、日本郵便といった大手はもちろん、最近は置き配に対応していないところの方が少ないくらいです。
不在だったとしても宅配ボックスに荷物を入れてもらえ、鍵をかけてもらうこともできるので、防犯性にも優れています。
第2位:タイル外壁
タイル外壁は、サイディングに比べて耐久性が強く、メンテナンスの手間を省くことができます。
また、見た目のデザイン性、高級感も高いので、オプション
ただし、外壁全体をタイル外壁にすると、200万円ほどかかってしまうことも珍しくありません。
予算を考えて、目立つところや、おしゃれにしたい部分をワンポイントでタイル外壁にするのもおすすめです。
第3位:セルフクリーニング外壁
セルフクリーニング外壁とは、雨水によって表面に薄いコーティングを作った状態になり、汚れにくい外壁のことです。
コーティングされた状態になるため、雨が降ると汚れが自然と流れ落ちてくれます。
外壁掃除の手間を省きたい人におすすめのオプションです。
掃除の手間を省くこと以外にも、雨水で自然とコーティングがされるため、普通の外壁よりも劣化が遅く、長持ちするというメリットもあります。
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第4位:コンセント増設
屋外のコンセントが足りないかもしれないな。と思ったら、増設しておくことをおすすめします。
野外にコンセントがあると、高圧洗浄機で洗車をしたり、センサーライトを追加することができたり、イルミネーションをつくることができます。
第5位:電動シャッター
雨戸の開け閉めを毎日するようなところを電動シャッターにすると、とても楽になります。
また、ガレージを電動シャッターにすると、防犯性が上がります。
電動シャッターのメリット、デメリットは、こちらの記事で詳しく解説しています。

第6位:屋上
敷地が狭く、庭を確保することができない家でも、屋上を作れば、屋上でゆっくりくつろいだり、バーベキューをしたり、楽しむことができます。
屋上でバーベキューをしたり、ゆっくりコーヒーを飲んだり、といった生活に憧れる人も多いのではないでしょうか?
周りに高い建物がない地域なら、景色も相まって、素敵な時間を過ごすことができますよ。
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内装、インテリアのおすすめ、人気オプションランキング
次に、内装、インテリアに関する人気オプションランキングを紹介します。
第1位:アクセントクロス
アクセントクロスとは、部屋の一面、一部分だけ壁紙のデザインを買えることをいいます。
塗り壁や腰壁に比べれるとかなり安く、デザインにワンポイントを加えることができます。
一面だけでもオシャレな壁紙に変えることで、部屋の印象を大きく変えることができます。
第2位:コンセントの増設
コンセントは、規定の個数を超えるとオプションで増設費用がかかることが多くなっています。
コンセントの数や位置は、後から後悔することが多い設備ですから、家電の配置をイメージして、迷ったらつけておくことをおすすめします。
適切な位置にコンセントがあると、タコ足配線でゴチャゴチャすることを防げて、部屋をスッキリさせることができます。
第3位:フロアコーティング
フロアコーティングをすることで、フローリングを傷から守り、綺麗な状態を保つことができます。
ずっと綺麗な状態を保つためには、新築、リフォーム時から定期的にコーティングをかけることをおすすめします。
フロアコーティングには、アクリルコーティング、ガラスコーティング、ウレタンコーティングなどの種類がありますが、それぞれ、耐久性、費用や、滑りにくさなどに違いがあります。
フロアコーティングについては、こちらのページで詳しく解説しています。

第4位:間接照明
メインとなる照明の他に、間接照明を取り入れることで、ムーディーな雰囲気を作り出すことができます。
リビングや寝室に間接照明を入れると、おしゃれな空間に生まれ変わります。
第5位:センサーライト、足元灯
廊下にセンサーライトを付けておくと、夜に帰ってきた時など自動で明かりがつくので、便利です。
ただし、室内に関しては後付けのセンサーライトを簡単に後付けすることができますし、最近は人感センサーが搭載されたLED電球なども販売されています。
優先順位としては、屋外のセンサーライト(防犯灯)の方が先です。
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第6位:室内物干し竿
普段の洗濯は洗濯乾燥機や、浴室暖房を使えば良いですが、大物を洗った時には、足りなくなることもあります。
そんな時、室内物干しがあると便利です。
室内物干しは、リビングのエアコンの風が当たるところに設置するのがおすすめです。
第7位:手すり
階段やバスルームに手すりを取り付けることは一般的ですが、高齢者のいる家庭や、将来を考えた時に、玄関から廊下、トイレ、キッチン、居室と、導線を考えて手すりを設置しておくと、老後も安心な家となります。
玄関や廊下に関しては、あとから後付けがしやすいですから、終の棲家にするつもりなら、後付けのしづらいバスルーム、トイレ、キッチンには、はじめから手すりをつけておくことをおすすめします。
第8位:置き畳
置き畳とは、普通の畳の半分のサイズの畳のことです。
一般的な畳はい草でできており、い草ならではの香りを楽しむことができる一方、ダニが湧くといったデメリットがあります。
一方の置き畳は、い草ではなく樹脂でできた商品が多くあり、そういった商品はダニが湧きません。
最近は、一般的ない草の畳ではなく、デザイン性に優れた置き畳を選ぶ人が増えてきています。
和室ではなく、畳コーナーを作る方は、ほとんどの方が置き畳を選択します。
第9位:床暖房
エアコンやファンヒーターでいくら部屋を暖めても、床が冷たく、足元が冷えてしまうと寒く感じます。
冬場は厚手の靴下を履いたり、スリッパを履いたりしないと足が冷えてしまうことも多いかと思いますが、床暖房を入れると、裸足でもポカポカです。
エアコンやファンヒーターと違って風が出ないので、ハウスダストが舞わないというメリットもあります。
ただし、床暖房は、つけて後悔する人も多いオプションです。
床暖房のメリット、デメリット、光熱費に関しては、こちらのページで詳しく解説しています。


第10位:造作収納、造作棚
造作収納とは、部屋の大きさ、壁の高さに合わせたオーダーメードの備え付け収納のことです。
造作収納は、注文住宅ならではの設備なので、希望する方が多いのですが、オーダーメードになるので費用が高いのがデメリットです。
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第11位:無垢床
無垢床とは、薄い木の板を組み合わせた集成材ではなく、一枚板である無垢板を使った床のことです。
集成材を利用した一般的なフローリングよりも、より木のぬくもりを感じることができます。
ただし、集成材を利用したフローリングよりも膨張、収縮による隙間ができやすかったり、傷が付きやすかったりするというデメリットもあります。
第12位:ダウンライト
ダウンライトとは、天井に埋め込む形の照明のことです。
玄関や廊下にダウンライトを取り入れると、出っ張りがなくすっきりとした印象になり、また、ホテルのような雰囲気を楽しむことができます。
ダウンライトは、後付けの照明器具を選ぶことができないため、居室ではなく、玄関や廊下におすすめです。
第13位:塗り壁
最近では、内装の壁はほとんどが壁紙ですが、珪藻土や漆喰といった塗り壁のオプションもあります。
珪藻土の塗り壁は、壁紙よりも湿度を調整する機能が高く、消臭効果もある。というメリットがあります。
一方で、価格が高く、衝撃に弱いというデメリットがあります。
漆喰の塗り壁は、耐久性、耐火性に優れ、独特の質感を演出してくれます。また、防カビ、抗菌効果もあります。
第14位:腰壁
腰壁とは壁の下半分を、壁紙ではなく、板張りにすることです。
物がぶつかりやすい壁の下半分を板張りにすることで、メンテナンスの手間を省くことができます。
また、板張りの独特な雰囲気が出ます。
ただし、いざ傷がついたり、割れてしまうと、その補修は壁紙よりも大変になってきます。
たとえば、小さなお子さんがいる家庭で、腰壁部分に落書きをしてしまったり、ペットがいる家庭で腰壁部分に粗相をしてしまうと、壁紙よりも大変なことになるので、注意しましょう。
第15位:全館空調
全館空調とは、各部屋で冷房、暖房をするのではなく、一つのシステムで家中の温度を快適に保つシステムのことです。
一般的には、玄関や廊下、階段までは空調が入りませんが、全館空調なら、そういったところも含めて快適な温度が保たれます。
脱衣所まで一定の温度を保つことで、ヒートショック対策にもなります。
光熱費がかかるのが欠点ですが、最近は高気密化、高断熱化、省エネ化によって、昔に比べれば光熱費は抑えられるようになってきています。
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キッチンのおすすめオプション
次に、キッチンのおすすめオプション、人気オプションランキングを紹介します。
第1位:ハンドシャワー水栓
ハンドシャワー水栓とは、キッチンの蛇口が伸びて、シャワーのようになっているものです。
また、大きな食器やまな板を洗う時も、シャワーを動かすことで全体を洗い流すことができるので、便利です。
シンクの掃除をする時にとても便利ですし、それほど高価なオプションでもないので、ぜひおすすめしたいオプションです。
第2位:食器洗い乾燥機
3人家族以上なら、食器洗い乾燥機をつけることをおすすめします。
食器洗いの手間が大幅に軽減されます。
手洗いよりも楽に洗えるだけでなく、節水することもできます。
食器洗い乾燥機には、ビルトイン型と据え置き型がありますが、据え置き型は場所を取るので、できれば、新築やリフォームの機会にビルトイン型を導入することをおすすめします。
食洗機のメリット、デメリットなど、詳しくはこちらのページで紹介しています。

第3位:ディスポーザー
ディスポーザーとはシンクに内蔵された生ゴミ粉砕機のことです。
ディスポーザーがあれば、野菜くずなどをゴミ箱に捨てることなく、そのままシンクに流すことができます。
ゴミ箱から臭ってくる悪臭を防ぐことができますし、三角コーナーを設置する必要もなくなるので、シンクを広く使うことができます。
第4位:IHコンロ
IHコンロは、天板がフラットで、ガラスになっているので、ガスコンロよりもお手入れの手間が大きく軽減されます。
その一方で、直火で調理をしたい。という方も多いので、好みが分かれるオプションです。
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第5位:人工大理石カウンター
毎日使うキッチンのカウンターを、人工大理石にしたい。という方はとても多いです。
人工大理石のカウンターは、ツヤがあり、高級感が高まります。
また、人工大理石は衝撃や熱に強いため、キッチンのカウンターに向いている素材です。
見た目だけでなく、耐久性の面からも、人工大理石カウンターはおすすめです。
第6位:タッチレス水栓
タッチレス水栓とは、お店のトイレに採用されていることが多い、手をかざすだけで水が出る水栓のことです。
お店のトイレとは違い、ボタンを押すと水を出しっぱなしにすることができる機能もついています。
蛇口を触らなくても水が出るので、便利ですし、こまめに水が止まるので節水にもなります。
第7位:浄水器
浄水器の導入を考えているなら、ビルトインタイプをおすすめします。シンクがすっきり、広く使うことができます。
個人的には、ウォーターサーバーを導入するよりも浄水器を使うことをおすすめしています。
ウォーターサーバーは、導入して後悔することが多い製品です。
女性の発言権が多いご家庭が多く、キッチンのオプションは、どれも比較的選択率が高いという特徴があります(笑)
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バスルームのおすすめ、人気オプションランキング
次に、バスルーム、浴室のおすすめオプション、人気オプションランキングを紹介します。
第1位:浴室暖房乾燥機
浴室暖房乾燥機は、洗濯物の乾燥、浴室のカビ防止、ヒートショック対策のため、必ずつけたほうが良いと言えるくらいおすすめのオプションです。
風呂上がりに1時間乾燥させるだけで、浴室のカビの発生をほぼ防ぐことができるので、洗濯物は洗濯乾燥機で済ませる。という方も、つけておくことをおすすめします。
第2位:手元スイッチ付きのシャワーヘッド
手元スイッチ付きのシャワーヘッドなら、こまめにシャワーを止めて、節水することができます。
シャワーを止めれば、節水だけでなく、ガス代も節約することができます。
手元スイッチ付きのシャワーヘッドは、それほど高いオプションではなく、長い目で見れば水道代、ガス代で回収できるので、ぜひつけてもらいたいオプションです。
第3位:人工大理石浴槽
人工大理石の浴槽は、FRPの浴槽よりもツヤがあり、高級感があります。
逆に、ツルツルしているため、滑りやすい。というデメリットもあります。
また、掃除しやすい。という営業をされることがあるかもしれませんが、最近はこすらずに洗える洗剤が出てきているため、掃除のしやすさに関しては、FRPの浴槽とそれほど変わりません。
人工大理石浴槽のメリット、デメリットについては、こちらのページで詳しく解説しています。

第4位:ミストサウナ
細かいミストで浴室全体を温めることができるミストサウナは、最近人気のオプションです。
シャワーだけでもポカポカ暖かさが続きますし、冷え性の方にもおすすめです。
浴槽に入れるのが大変な高齢者の介護にもミストサウナは有用です。
ミストサウナのメリット、デメリットに関しては、こちらのページで詳しく解説しています。

第5位:テレビ
ホテルのように、浴室内でテレビを見る生活に憧れる方も、多いのではないでしょうか。
浴室内に埋め込み型のテレビを設置すれば、ゆっくり湯船に浸かりながらテレビを楽しむことができます。
また、浴室内にテレビがあれば、お風呂を嫌がる小さな子供も入ってくれやすくなる。というメリットがあります。
第6位:ジェットバス
マッサージ効果のあるジェットバスは、家庭の浴槽にも導入することができます。
浴槽のお湯を循環させるだけなので、水道代も余分にはかかりませんし、銭湯のジェットバスが好きな方には、おすすめです。
ただし、銭湯のジェットバスに比べると勢いは弱いので、注意しましょう。
バスルームのオプションは、浴室暖房乾燥機、手元スイッチ付きシャワーヘッド、人工大理石浴槽の選択率が高く、それ以下と大きな差があります。
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トイレのおすすめ、人気オプションランキング
次に、トイレのおすすめオプション、人気オプションランキングを紹介します。
第1位:温水洗浄便座(ウォシュレット)
温水洗浄便座は、必須といっても良いオプションです。今は標準装備となっているところが多いですね。
最近の温水洗浄便座には脱臭機能や、便器の掃除機能もついているので、トイレを清潔に保ちたい方にもおすすめです。
ちなみに、温水洗浄便座のことをウォシュレットと呼ぶことが多いですが、ウォシュレットというのはTOTOの温水洗浄便座の商品名です。
第2位:タンクレストイレ
タンクレストイレは、トイレをトイレのスペースをあまり広く取れない人、すっきりさせて、掃除の手間を省きたい人におすすめできるオプションです。
ただし、災害などで水道が止まってしまった時、タンクのあるトイレなら、自分でタンクに水を入れて流すことが出来ますが、タンクレストイレは、水道が復旧するまで流すことができません。
最近は、人気が下降気味です。
第3位:手洗いカウンター
一般的なトイレは、タンクの上に水道がついていて、そこで手を洗うようになっているものが多いですが、タンクとは別に手洗いのカウンターがあると、トイレの格が上がったように感じます。
ある程度トイレのスペースを確保できる家にしか設置できませんが、手洗いカウンターの下の棚にトイレットペーパーなども収納することができるので、スペースに余裕があれば、おすすめできます。
トイレのオプションでは、温水洗浄便座の選択率が圧倒的で、ほぼ100%です。
それに対して、タンクレストイレ、手洗いカウンターの選択率は10%以下と、低くなっています。
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防犯、セキュリティに関するおすすめ、人気オプションランキング
次に、防犯、セキュリティに関するおすすめオプション、人気オプションランキングを紹介します。
第1位:センサーライト(防犯灯)
外の明るさや、人を検知して自動で点灯するセンサーライトは、最近選択率が上がってきているオプションです。
防犯カメラまではつけなくても、防犯灯があるだけで、空き巣が入る確率が低くなる。という統計データがあります。
防犯以外でも、夜に帰ってきた時には自動で周囲を照らしてくれるので、転倒の防止にも役立ちます。
第2位:防犯ガラス
二重のガラスの間に防犯フィルムを挟み込んだ防犯ガラスを採用すれば、ドライバーやハンマーで叩いたくらいでは割れないので、防犯性が大きく高まります。
地震や台風など、災害の時にガラスが飛び散らないので、防災対策にもなります。
また、二重ガラスは、断熱性や防音性にも優れているので、防犯、防災以外の効果も見込めます。
第3位:スマートキー(スマートドア)
最近の玄関のドアキーは、車のスマートキーのように、鍵を持っているだけでドアノブをタッチすることでロックを解除できたり、リモコンのボタンを押すだけでロックを解除することができるものがあります。
買い物の荷物を両手に持っている時や、子供を抱いている時でも、簡単にロックを解除することができます。
また、スマートキーは、一般の鍵と比べると複製、偽造が難しいため、防犯性にも優れています。
さらに、出かける時は、ホテルのドアのように、ドアを閉めたら自動で施錠されるようにもすることができます。
第4位:防犯カメラ
防犯灯だけでは不安な方、家に誰もいない時間が長い方には、防犯カメラを設置するのもおすすめです。
最近の防犯カメラはとても画質が良く、夜間でも鮮明な映像を残すことができます。
また、空き巣に対する強力な抑止力になります。
防犯、セキュリティに関しては、センサーライトと防犯ガラスの選択率が比較的高く、下位2つとは大きな差があります。
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エコ、省エネに関するおすすめ、人気オプションランキング
最後に、エコ、省エネに関するおすすめオプション、人気オプションランキングを紹介します。
第1位:ソーラーパネル
最近のエコの流れもあり、ソーラーパネルの普及率は年々高まっています。
余剰電力の買取制度もあり、15年ほどで元が取れるようになっているため、おすすめできます。
また、災害時の電源としても使うことができます。
ソーラーパネルの発電量は、その家の立地によって大きく変わってくるため、事前に予想発電量をしっかり計算してもらうことが大切です。
第2位:エネファーム
エネファームとは、ガスで発電する家庭用の燃料電池のことです。
発電する時に発生する熱を有効に活用し、お湯を沸かすこともできるので、光熱費を抑えることができます。
ただし、エネファーム本体代金を回収するほど光熱費を抑えることはできません。
後述の蓄電池と組み合わせることで、防災対策にもなります。
第3位:蓄電池
ソーラーパネルや、エネファームと組み合わせて使うのが、蓄電池です。
ソーラーパネルや、エネファームで効率的に発電し、電気を貯めて、必要な時に使うことができます。
蓄電池があると、災害時、ソーラーパネルが発電できない夜間や、ガスが止まってエネファームが発電できない時にも電気を使うことができるので、強い防災対策となります。
第4位:蓄熱暖房機
蓄熱暖房機とは、電気代が割安な夜間にレンガを加熱しておき、その熱を暖房として利用する暖房器具です。
レンガを加熱するなんて、なんて原始的な。と思うかもしれませんが、じわじわとした熱が、オイルヒーターのように結構暖かく感じます。
火を使わないため、一酸化炭素中毒になる可能性もありません。
ただし、蓄熱暖房機はサイズが大きく、一般的なファンヒーターの数倍もあります。
壁際に据え置くタイプが一般的です。
エコ、省エネに関するオプションでは、ソーラーパネルが圧倒的に高く2割程度、それ以外は数%以下です。
注文住宅、オプションの平均額は?
注文住宅のオプションの平均額は、約100万円です。
あくまで平均額なので、余計なものはいらない。と数万円で済ませる人もいれば、数百万円かける人もいます。
優先順位をつけて、予算の範囲内で、後悔のないようにオプションを選びましょう。
個人的なアドバイスとしては、高価なオプションを一つ付けて予算を使ってしまうよりは、低額なオプションを複数付けたほうが、同じ予算だったとしても、後悔している人が少ない印象です。
求めるオプションや予算は人それぞれなので、平均額や相場を気にするものではないと思います。
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不動産業界に携わり、マイホームの建設、実家のリフォームなどを経験しています。
これからマイホームを作ろうと考えている人、リフォームをしようと考えている人、移住やライフスタイルの悩みや迷いを解決することができるような情報を発信します。