移住について、詳しく知りたい人は、こちらの本がおすすめです。
>>移住、成功するヒント
子育て世代の方には、こちらもおすすめです。
>>子育て世代のための快適移住マニュアル
東京の隣で、観光地が豊富な神奈川県は、人気の移住先の一つとなっています。
このページでは、神奈川移住のメリット、デメリット、おすすめの市町村、移住して後悔している人の失敗談、移住体験事業を実施している市町村などを紹介します。
なお、ここでは、自然豊かな地域への移住を考えている人に向けて情報を発信しているため、横浜市や川崎市などの都市部については触れていません。
あくまで、地方移住という視点で紹介しています。
神奈川移住のメリット
まずは、神奈川移住の良い点、メリットを紹介します。
神奈川移住のメリット1:東京へのアクセスが良い
神奈川県は東京への交通網が充実しており、横浜市や川崎市といった大都市でなくとも、東京へのアクセスが良いことが大きなメリットです。
田舎暮らしはしたいけれど、それなりの頻度で東京の会社に出社しなければいけない。という人におすすめの移住先です。
神奈川移住のメリット2:トカイナカが多く、便利
一言で地方移住といっても、それなりに利便性を重視しつつ、自然も豊かな地域に住みたい。という「トカイナカ派」と、自然に囲まれた生活をする「田舎暮らし派」に分かれます。
神奈川県にはトカイナカが多く、日常生活に不便を感じない範囲内で、自然にも近い生活を送ることができます。
神奈川移住のメリット3:観光地、レジャースポットが多い
神奈川県には、マリンレジャー、温泉、古都鎌倉など、観光地、レジャースポットが豊富です。
休日は、レジャーに飽きることはないでしょう。
自然豊かな田舎でゆっくり暮らしたい。という人よりも、休日はレジャーや観光など、アクティブに楽しみたい。という人におすすめの移住先です。
スポンサーリンク
神奈川移住のデメリット
次に、神奈川移住のデメリットを紹介します。
神奈川移住のデメリット1:家賃は高め
神奈川県は、東京へのアクセスが良いということもあり、他の地方移住で取り上げられる県に比べると、家賃は高めです。
一般的に、地方移住をすると家賃が大幅に下がり、生活コストが大きく下がるというメリットがあるのですが、神奈川移住では、それほど大幅に家賃が下がるということはありません。
神奈川移住のデメリット2:電車が混雑する
神奈川のゆったりした地域に住んでリモートワークをし、時々東京に出社する。という生活をイメージしている方は、電車の混雑に注意が必要です。
茅ヶ崎や藤沢からだと、朝の通勤ラッシュの時間帯は、ほぼ座れません。約1時間の痛勤になってしまいます。
座って通勤したい。という人は、小田原市をおすすめします。
神奈川移住のデメリット3:津波リスクがある
神奈川移住、特にマリンスポーツで人気の湘南エリアは、津波のリスクが高いエリアとして知られています。
観光で遊びにいくのではなく、住むわけですから、ハザードマップを確認するなどして、リスクを把握しておきましょう。
スポンサーリンク
神奈川移住におすすめの市町村
次に、神奈川移住におすすめの市町村を紹介します。
神奈川移住のおすすめ1:茅ヶ崎市
茅ヶ崎市といえば、湘南の海のイメージがあるかと思います。実際その通りで、海のレジャー、マリンスポーツを楽しみたい人におすすめの移住先です。
藤沢市(藤沢駅周辺)よりも茅ヶ崎市(茅ヶ崎駅周辺)の方が家賃相場が若干安くなっています。
茅ヶ崎駅から東京駅までは、JR線で1時間程度です。
神奈川移住のおすすめ2:藤沢市
藤沢市も、茅ヶ崎市に並んで湘南の海で有名な場所です。
観光地として有名な江ノ島も、藤沢市です。
藤沢駅から東京駅までは、JR線で50分程度です。
藤沢駅から新宿駅までは、JR線、小田急線で1時間程度です。
神奈川移住のおすすめ3:鎌倉市
大仏や寺社、由比ヶ浜など、人気の観光地である鎌倉市。
鎌倉駅から新宿駅、東京駅までは、JR線で1時間程度と、アクセスも悪くありません。
人気の観光地ということもあり、オーバーツーリズムが問題になっており、交通渋滞や人混みなど、日常生活を送るにはストレスを感じることもあるかもしれません。
また、店舗は豊富にありますが、観光客向けの店も多く、少々高く感じることもあります。
神奈川移住のおすすめ4:小田原市
小田原市は、湘南エリアほどではありませんがマリンレジャーもあり、箱根町や湯河原町にも隣接しているため、気軽に温泉を楽しむこともできます。
ここまで紹介した茅ヶ崎市、藤沢市、鎌倉市は観光地という色が強く、行楽期間中は渋滞が激しい、混雑しすぎるというデメリットがありますが、小田原市は落ち着いて暮らしやすいトカイナカです。
小田原市から東京駅までは、東海道新幹線で30分程度、JR在来線で1時間30分程度です。
小田原駅からなら、朝の通勤の時間帯でも、JR線、小田急線ともに座って通勤できます。
東京へ、それなりの頻度で出社するなら一番おすすめできる自治体です。
神奈川移住のおすすめ5:箱根町
温泉地として有名な箱根町ですが、神奈川県内としてはかなりの田舎です。
東京へのアクセスは、箱根湯本駅から箱根登山鉄道と小田急線で新宿まで約1時間半です。
箱根の温泉地に住みたい。という強い憧れがなければ、小田原市に住んだほうが普段の暮らしは便利です。
神奈川移住のおすすめ6:湯河原町
湯河原町も、箱根町に並ぶ温泉地です。
生活の利便性としては、箱根町に比べると買い物できるスポットは多いです。
ただし、ちょっと大きな買い物をしようと思ったら、やはり小田原市に出る必要があります。
スポンサーリンク
神奈川移住で後悔している人の声
次に、神奈川移住で失敗したと、後悔している人の声を紹介します。
神奈川移住の後悔1:渋滞がひどい
茅ヶ崎市に移住しましたが、夏場の休日の渋滞がひどくて、日常生活に支障が出るレベルです。
私自身、マリンスポーツが好きなので移住しており、気軽にマリンスポーツを楽しめるのは良いのですが、いざ住むとなると、渋滞は大きな悩みの種です。
もう少し観光地から離れた地域にしたほうが良かったと、後悔しています。
神奈川移住の後悔2:車が錆びた
湘南に移住して3年経つのですが、車の下回りが錆てボロボロになってしまいました。
塩害のことを考えておらず、こんなにひどいものとは思いませんでした。買い替えたほうが早いくらいの状態だったので、想定外の出費です。
今は防錆塗装をしていますが、毎年2万円の出費は地味に痛いです。もう少し、塩害の少ない地域に移住すればよかったと後悔しています。
神奈川県内で移住体験事業を実施している市町村
神奈川県内で移住体験事業を実施している市町村を、いくつか紹介します。
・小田原市
小田原市では、小田原駅から徒歩5分のゲストハウスが移住体験施設として用意されています。
期間・・・2泊3日
料金・・・24,000円~60,000円
・箱根町
箱根町では、箱根トライアルステイが実施されています。
期間・・・14日間
料金・・・30,000円
・大井町
大井町では、一戸建てのお試し住宅が用意されています。
期間・・・2週間~8週間
料金・・・20,000円/2週間
・山北町
山北町では、一戸建てのお試し住宅、ホタルの家が用意されています。
期間・・・2週間~14週間
料金・・・20,000円/2週間
神奈川県内では、人口減少に悩んでいる自治体が少ないということもあって、移住体験事業を実施しているところは少ないのが現状です。
まとめ
神奈川県への移住は、利便性も重視しつつ、海や温泉など、観光地も近い。という生活を望む人におすすめです。
特に、マリンスポーツを楽しみたいなら、神奈川移住は強くおすすめできます。
神奈川移住のメリット、デメリットを知って、後悔のないようにしたいですね。
スポンサーリンク
移住について、もっと詳しく知りたい人は、こちらの本がおすすめです。
>>移住、成功するヒント
子育て世代の方には、こちらもおすすめです。
>>子育て世代のための快適移住マニュアル

不動産業界に携わり、マイホームの建設、実家のリフォームなどを経験しています。
これからマイホームを作ろうと考えている人、リフォームをしようと考えている人、移住やライフスタイルの悩みや迷いを解決することができるような情報を発信します。