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【理系/文系 大学院 やめとけ!】大学院進学の後悔、失敗談を紹介。無駄だった。と後悔している人も多い

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大学院に進学しようか、迷っている人は多いのではないでしょうか。

大学院進学は、やめとけ。と反対されることも多いです。実際、大学院進学には、どのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。

このページでは、大学院進学に向いていない人、メリット、デメリット、大学院に進学して後悔している人の失敗談を紹介します。

大学院進学で後悔しないための参考にしていただければと思います。

大学と大学院の違い

大学は、小中高校の延長線上にあり、教育機関です。

それに対し、大学院は教育機関ではなく、研究機関(研究者の養成機関)です。

ですから、小中高大という流れで、そのまま大学院に進もう。と考えている人は、ギャップに戸惑うことも多いです。

大学院進学で、後悔する、向いていない人

まずは、大学院進学で後悔する可能性が高い人、向いていない人を紹介します。

大学院進学に向いていない人1:研究が嫌いな人

冒頭でも紹介したように、大学院は研究機関です。

ですから、研究が嫌いな人にとっては、大学院は苦痛の場でしかありません。

すぐに結果が得られなくとも、粘り強く研究を続けることができる人に向いている場所です。

大学までの学生生活は、研究よりも勉強が中心であり、自分が研究に向いているのか、向いていないのか、はっきりとしない状態で大学院に進学してしまう人は、後悔する人も多いです。

大学院進学は、小中高大学での実験や研究が大好きだ!と言い切れる人が進むべき場所です。

大学院進学に向いていない人2:要領が悪い人、発想力がない人

大学院は研究機関であり、研究活動がメインとなります。

研究活動は、勉強での知識だけでなく、要領や発想力も問われます。

勉強の成績が良い人でも、要領が悪いと、研究においてはできない人。とレッテルを貼られてしまうことがあります。

大学院進学に向いていない人3:何となく進学する人

大学までは、何となく進学する人も多いですよね。実際、何となく進学しても、そのまま何となく就職できたりします。

ただ、大学院は何となくで進学する場所ではありません。必ず、後悔することになります。

また、就職する時、大学院卒業者は、何のために大学院に進学し、何の研究をしたのか。ということを詳しく問われます。何となく進学した人には、厳しい結果になってしまうでしょう。

大学院進学に向いていない人4:お金がない人

大学院の学費は、2年間で200万円~500万円ほどかかります。その他、一人暮らしをするなら、生活費も必要です。

また、大学院は忙しいため、バイトに長時間割くことができません。

それでいて、大学院卒は、大学卒と比べて、それほど就職で有利になるわけではありません。

お金で苦労しても、どうしても研究をしたい。という熱意があるのなら良いですが、そうでないなら、奨学金を借りてまで大学院に進学することはおすすめできません。

大学院進学に向いていない人5:就職のための進学

学歴は高いほうが有利だと考えて、就職を有利にするために大学院進学を考えている人も、いるかもしれません。

残念ながら、大学院は、進学したからといって就職に有利にはなりません。

大卒と修士の就職率は同程度、博士は逆に就職率が低くなってしまいます。

例外として、大学の卒業時期が極端に景気の悪い時期だった場合、大学院に進学したほうが、卒業時の景気が改善していて就職しやすくなっている。ということはあり得ます。

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大学院に進学して後悔している人の失敗談

大学院に進学して、後悔している人の失敗談を紹介します。

大学院進学の後悔1:バイトと研究で多忙を極めた

大学院の学費を自分でまかなおうと思って、バイトを結構入れていたのですが、大学時代よりも忙しく、バイトと研究で目が回るような生活になってしまいました。

バイトもそれほど入れず貧困学生になってしまい、研究も満足にできなかったので、このような経済状態で大学院進学はするべきではなかったと、後悔しています。

大学院進学の後悔2:就職に失敗した

文系の大学院に就職したのですが、文系の院卒は求人数が少なく、希望の会社に就職することができませんでした。

大学院卒の方が就職に有利になると思っていたのですが、文系はそうでもない。ということを、進学後に知りました。

大卒で就職しておけばよかったと、後悔しています。

大学院進学の後悔3:研究が向いていなかった

大学院では研究をする。ということは分かっていたのですが、想像以上に研究漬けで疲れてしまい、中退してしまいました。

大学院は研究の時間が長いので、本当に研究が好きな人にしかおすすめできません。

大学院進学のメリット

次に、大学院進学のメリットを紹介します。

大学院進学のメリット1:専門職、研究職に就きやすくなる

大学院卒業者には、高い専門知識や、研究スキルが求められます。

そして、そのスキルを身につけるのが、大学院です。

その結果、専門職や研究職に就きやすくなる。というメリットがあります。

将来、特に、研究職に就きたい。という人には、大学院進学はおすすめできます。

大学院進学のメリット2:初任給、生涯賃金が高い

大学院卒は、大卒と比べて初任給や生涯賃金が高いというメリットがあります。

初任給は、大卒が22万5,000円程度、大学院卒が25万5,000円程度と、約3万円の開きがあります。

生涯賃金は、大卒が3億円程度、大学院卒は3億4,000万円程度と、約4000万円の開きがあります。

大卒と大学院卒で、就職率自体に差はありません(むしろ博士は低くなる)が、賃金の面ではメリットがあります。

大学院進学のメリット3:研究に没頭できる

大学院は研究機関ですから、ひたすら研究に没頭することができます。

研究が好きな人には、この上ないメリットです。

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大学院進学のデメリット

次に、大学院進学のデメリットを紹介します。

大学院進学のデメリット1:就職率は高くならない

大学院に進学したからといって、就職率は大卒と比べて高くなりません。(特に文系)

大卒者と修士課程修了者の就職率は同程度、大卒者と博士課程修了者の比較だと、大卒者の方が就職率は高いのが現状です。

理系、文系の別で比較すると、理系の場合は修士、博士ともに大学院進学者の方が大卒者よりも就職率が高くなりますが、文系の場合は修士、博士ともに大卒者の方が就職率が高いです。

ですから、特に文系において、大学院進学は就職に関するメリットはありません。

大学院進学のデメリット2:学費がかかる

大学院の学費は、年間50万円~200万円ほどかかります。

さきほど紹介したように、大学院卒業者の平均生涯賃金は、大卒者よりも4,000万円ほど高いですから、元は取れるのですが、学生時代の学費、生活費の負担は大きいものです。

親が学費、生活費を出してくれるのでなければ、大学院進学は、あまりおすすめできません。

大学院進学のデメリット3:忙しい

大学院は、理系、文系を問わず忙しく、時間に追われます。

特に文系は、大学では結構時間に余裕がありますが、大学院は文系も忙しいです。

大学の延長という感覚で学生生活を楽しもうと考えていたら、思っていたのと違う。と後悔します。

まとめ

大学院に進学することをおすすめできるのは、理系で、研究が好きで、親が学費や生活費を出してくれる人です。

そうでなければ、理系であったとしても、大卒で就職することをおすすめします。

このような状況になってしまっているのは、国としての損失であると感じますが、個人レベルでは、現状、大学院進学はあまりおすすめできないのが、正直なところです。

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